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【4年生・9期生】2024年4月24日 春学期 第3回 卒論進捗報告

こんにちは。南後ゼミ4年K.Tです!

4年生になって1ヶ月が過ぎました。変わったことといえば、とっている授業のコマ数が減ったくらい。まだ最高学年になった自覚が湧かない…毎年こうなのですが。
今年度は大学生活の中で一番自由なそうなので、悠々自適な生活を謳歌しようと思います!
(ヘッダー画像は最近私が訪れてお気に入りのVR空間の写真です)


進捗報告ッ!!!

卒論進捗報告① I.Tさん
「都市アイデンティティ確立史と現在の都市アイデンティティ創出事例から見る都市と人間の存在論的同一性/個別性」

テーマを再考し、スピノザの提唱した概念の中でも、「同一性」と「個別性」に注目して、都市のアイデンティティの確立を考えるという研究になったそうです。

各都市にあるランドマークや奇抜なデザインのビルは、同じような景観である他の都市と差別化するための「個別化」の動きであるといえます。このような「同一化→個別化」の流れは現代だけでなく、歴史上何度も繰り返したものではないかと考察していました。

確かに個人レベルで考えてみても、周りの人と同じようにしなくちゃと思うこともあれば、周りの人と違う自分に酔うこともありますよね(これはちょっと違うか...? )

卒論進捗報告② K.Mさん
「窓際のふるまい〜近現代の短歌分析を通して〜」

こちらは「窓」によって人々のふるまいがどのように変わるのか考える研究です。

今回は人々のふるまいを分析する対象として「短歌」を選び、主に近代のものを紹介してくれました。
例えば柳田國男の、主人がいない時間帯(夜)に本を読んだこと詠んだ歌から、窓によって夜でも家が明るくなり、「夜の読書」という生活様式が生まれたのではないかと考察していました。

今では当たり前にある「ガラス窓」ですが、日本に普及し始めたのは明治頃であり、それまでは「障子窓」だったそうです。これを示すように1900年代の初期には「窓」という単語が含まれた短歌が極端に増えているデータも紹介してくれました。

窓がある生活が当たり前になった「現代」の短歌の調査に苦戦しているようですが、頑張ってください!

卒論進捗報告③ F.Mさん
「現代のノスタルジアが求める都市空間についての考察」

こちらもテーマを再考し、ノスタルジアを感じる対象の時代を昭和に絞らず、包括的に扱い、ノスタルジアがどのように都市に表れているのか見ていく研究になったそうです。

今回はノスタルジアを感じる要因や対象、対象物の特徴についてオリジナルの分類を紹介してくれました。
またノスタルジアの対象になっている空間がどのような場所かWebやSNSでの検索結果をもとに調査していました。

ノスタルジアと関連付けられている場所のマッピングを見たところ、都市に集中しており、地方には見事にない(自分の地元には全くなかった…)
おそらく街並みが昔(昭和?)のものから変わっておらず、都市においてノスタルジーを感じる対象が日常風景に近いからなのでしょう。例えば自分の地元には未だに数世代前のメーカーのロゴの看板が設置されていたような?


最近ハマっているもの
それはずばり……DJです🎧🤟
DJと言われてどのような人を想像しますか?
おそらく大半の方はディスクをこすってチェケチェケしている陽気な人を想像したことでしょう
しかしDJとは本来、「異なる曲を、止めることなく繋げて再生し、曲を流し続ける」ことをしている人を指します。要は、お気に入りの曲のマイリストを連続再生して聞かせているということです。その異なる2曲をつなげる手段の一つとしてスクラッチ(ディスクちぇけちぇけ)があるわけです。

自分は「ニコニコ超会議2024」というイベントのDJステージをたまたま見て、あまりのかっこよさにひとめぼれしました
(原口沙輔さん、いよわさん、r-906さん)
そして…

Pioneer DJ DDJ-FLX4

買っちゃった~!DJデッキッッ!
ボタンとかつまみとかいっぱいあって男の子皆好きなやつ~!
現在鋭意練習中(まだこのDJデッキについてるスイッチの1~2割しか分かってませんが)

実はこれはただの趣味ではなく、私K.Tの研究に関わってくるとかこないとか
ここに伏線を張っておきます


次回も卒論の進捗報告です お楽しみに~






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