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箱根駅伝2022②〜駿河台大学〜

駿河台大学

往路 20位 5:41:11
復路 15位 5:32:31
総合 19位 11:13:42

ある意味では今大会1番注目された大学
かもしれませんね。無事にタスキを繋ぎ切り
初めての箱根駅伝を終える事ができました👏

区間配置と、その戦略

「タスキを繋ぐ事」が大きな目標でした。
そのため復路にもある程度メンバーを残し、
9区には安定感のある田尻くんを配置しました。

一方で往路は清野-ブヌカ-町田の3本の柱を
1区から並べ、4区5区を今井-永井の師弟コンビで
組んでいます。5区を今井さんだと予想する人は
多かった気もしますが、結果オーソドックスな
配置になっているのではないでしょうか?

誤算?

2区のブヌカくんが万全の状態ならばここで
順位を10位前後まで押し上げて3区の町田くんが
競り合いながらあわよくば終盤順位を上げる…
と言う流れになっていたかもしれませんが…

どうも調子が上がらず苦しい走りでした。
町田くんはほぼ単独走を余儀なくされる苦しい
展開。専修のキサイサくんが落ちてきたので
順位は上げましたが後半もやはり単独走。
その中で茅ヶ崎からの残り7.1kmを平均3分を
切るペースに上げて区間12位、見事な走りでした🎉

4区5区は苦しい走りにはなりましたが、
永井くんは下り区間で持ち直して少し前との差を
詰めていましたので、来年があればリベンジに
期待してもいいように思いました。

驚きの復路

(あえて様をつけさせてもらいます)
一斉スタートとなった6区は小泉様。

周りに選手がいた事や、ちょうどよく前に
山梨学院(9:36差スタート=24秒前)がいた事も
良かったのか、下り区間に入り一気に加速します!
そして残り3kmも勢いが止まらず中継所手前でついに
先行していた中央学院をかわして区間3位( º  Д  º )

この走りは結果以上に後続の7、8区の2人に取って
追い風になった事でしょう。新山くんにしても
出仙くんにしても、中央学院や山梨学院、専修など
周りの選手と競りながら前を走る状況になった事は
単独走よりもよかったように感じます。

田尻くんにタスキが渡ったところで繰り上げまで
5分以上余裕がありました。ほぼ安全圏でしょうか?
すぐに専修の服部くんに追いつかれて「おやおや」
と心配しましたが、2人で競りながら終盤にペースを
上げ、無事に1本のタスキを大手町まで繋ぎました🎉

阪本キャプテンの走りもまた見事な物です。
終始3分ちょっとのペースを守り後半にかけて
区間順位をグイグイ上げていきます⤴
前は1分以上先を行く大変な状況でしたが、
鶴見で2:20差あった専修との総合の差を逆転、
総合19位でゴール、区間順位も8位の好走でした。

本当にすみませんでした

私は1つ謝らなければならない。

最下位だと思っていました(土下座)

ところが結果は特に復路は見せ場たっぷり、
区間1ケタを2区間でマークする素晴らしい内容!

おまけに阪本キャプテンのゴールが物語りますが
やり切った、楽しみ切った初めての箱根駅伝でしょう。
まんまと徳本監督にしてやられた訳です…🙇🙏

99回に向けて〜ブヌカ後〜

この財産も活かさなければ意味がありません。
次は留学生の有無も不明ですが、ブヌカくんが
稼いでいたタイムをどう埋めるかが連続出場に
向けて大きなポイントになってくるはずです。

おそらくは当落選上です、ここには留学生を導入する
上武、まさかの予選落ちだった拓殖、育成上手の
筑波、2枚看板が強力な東京農大などなど…

しかし、彼らよりも明確に上を行く点があります。
「今年の箱根駅伝に出場している事」です。

出走した選手が6人残ります。彼らはもちろん、
出走できなかった他の選手たちにとっても箱根の経験は
大きな触媒になってくれるはずです🥼
それは、予選落ちした他の大学と比べれば大きな
アドバンテージになってくれる事でしょう。

2022年の注目選手

新山舜心(現2年)
2022箱根:7区15位(1:05:26)

4年生が4人、3年生が5人出走した駿河台大学。
1、2年生の底上げが課題になっていきます。
そうなるとやはり下級生で唯一の出走となった
新山くん、彼の役割が非常に重要です。

新3年生となり上級生になっていきますし、
再来年にはチームの大黒柱となるべき存在です。
どう言う走りができるのか、チームを引っ張る
存在になれるか、鍵を握るのは間違いなく彼です。

ハクナマタタ


次は日本体育大学です。そのうち書きます。

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