一番くじと本屋

一番くじってなんで引きたくなっちゃうんだろう。だって700円(昔は500円だったのに…)を払って、そこまで欲しくないキャラのラバーストラップが出ちゃうのが一番くじじゃん。
そんなの何回も経験してきたし、その度に引かない方がいいって思ってきたのに。
それが分かってても、もしかしたら次は狙いが引けるかもって思っちゃう。あー、ギャンブルってこんな感じなんだろうなー。
まぁそのドキドキが楽しいんだけどね。


本を買うとき、自分が求めているものが買えるか不安になっちゃう。タイトルや作者、ジャンル、表紙、帯、そういったものから判断して買えばいいのかな。でもそれであんまり面白くなかったら嫌だなーと思って、買うのを渋っちゃう。
たぶん自分で選んだものが自分にとって面白くなかったら、それは全部自分のせいになる、ってことが嫌なんだと思う。自分が失敗したという事実を受け入れるのが苦手なんだと思う。
対して一番くじはある意味自分では選べない。だからある程度その結果を受け入れることができる。(あまり好きではないキャラのラバーストラップだとしても)
自分のせいではないから。
そう思うと本を買うのも一番くじを引くくらいのノリでいけば、「うわー!あんま好きなやつじゃなかった!」と自分の中でも納得感を得られるのかも。


自分の人生の責任は自分にある


みたいな真っ当すぎる言葉、結構苦手です。
痛いところつくわ〜って感じがするから。
誰かに人生を委ねてた方が楽だし、実際今まで自分で責任負うの避けてきたし。
まーでも、自分の選択の結果が失敗だったってのも受け入れていかないといけないんだろうなと思います。
本を買うのも失敗したら嫌だなーって思ってたくらいなんでこれからの人生怖すぎるんですけど、軽い気持ちで生きていこうと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?