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歳末蔵出し大反省会

ハンドメイド作家のnancyです。

クリスマスもの、反応はたくさんあったんですが、結局全く売れませんでした。

ここで販売の仕方を中心に反省してみることにします。

◉出す時期が遅かった

これが一番だろうなあ。一般には12月初めにスタートする感じ。こちらの都合で忙しくて、中旬になってしまった。

◉イベントと繁忙期のブッキング

今出しているイベント、納期の時期に問題が。クリスマス商品をたくさん製作したい時期に、コンテストの課題1つに取り組むことになる。
コンテストには必ず参加しなくてはならず、設定値段から相当凝った作品が要求される。覆面参加のため、自分の個性も出せない。どうしても1ヶ月くらい時間がかかる。

クリスマスというお題に沿ったものを繁忙期に合わせてオンラインショップに出した方が、結局売り上げとしても、個人の印象としてもいいのではと思いました。。

となると、このイベントに参加しながらショップ運営はかなりキツい。

現在の在庫作品をほとんどイベントに出してしまったため、お客様から見ると商品が足りないように見えたことも失敗の原因かも。

◉雑誌掲載、などが販売に繋がらなかった

雑誌掲載は9月中旬。宣伝を打つなど色々しました。が作品の作り方を載せていない写真のみの掲載だったため、あまり反応がありませんでした。
雑誌掲載の作品は契約(翻訳権を出版社に委ねる契約をしたため、外国の方が買う可能性のある場所で販売出来ないと判断しました)により販売出来なかったため、ショップにはその後作った別の作品を置きました。がそちらも反応がイマイチ。。

結局、この時期にお迎えされた作品は全く別の時期に作ったもの。
私は雑誌の宣伝をしただけになってしまった、ということに。。

雑誌掲載でwin-winになっていたのは何年も前の話で、現在では雑誌に掲載されてもこちらのメリットがゼロとは、これも計算外のことでした。

今はTwitterやinstagramに作品を載せただけでも売れます。
メディア露出が多い方が売れると思っていましたが、結果としては逆になってしまいました。

この件では家族からも同じ事を言われました。流石にぐうの音も出ませんでした。

◉販売実績のないデザイン

簡単に説明します。私の作品の大半は顔、胴体、手足、しっぽなどがついているものです。
最近、顔だけの作品をキーホルダーとして作りましたが、何故か1つも売れません。理由は私にもわかりません。

販促の方で、キーホルダーにした方が売れるとガイドがありましたが、私自身の目で、うちの子と同じ位の中高生の子がぶら下げているキーホルダーのデザインを沢山眺めました。
わかったのは、全部胴体手足がついているんです。
顔が大きくて胴体が小さいけど、ついているとなしで、こうも違うのかと。プロはこういう細かい所にも気を配ってデザインしていることを、まざまざと思い知らされました。

今回、クリスマス商品の大半がこの顔だけの作品だったのです。私的にも勝ち目のない闘いに感じていましたが、やはり惨敗。

という訳で、課題がはっきりしてきました。何でわかってる負け戦をするのか、とも言われておりますが、こういう泥臭いのが私なんですよ。そんなに計算高いなら、もっと早く夢叶えてるんじゃない?

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