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お金で泣いた話

さっきまで予防接種の副反応で38度の熱出してました泣
先生に、今回熱出ないよーって言われてて、一緒に受けた人熱もなんも出てないのに、なんでや。。

で、こういう時って、波動もダダ下がり。悪いことしか浮かんで来ないんですよね。。

で、そんな時に聞いた、

なんですが。
わたしに限らず、お金ってトラブルを生みますよね。特に人間関係。
で、その金銭感覚は、実は育った環境で決まってしまい、本人も気づかず、さらに世代を超えて伝えてしまうのだそうで。。

もっと早く読みたかった!!

この著者はお金の相談を受けている方だそうで、お金の問題はほとんど全員が持っている病気、だとおっしゃってる。

わたしも小さな頃から、お金に関しては怒られてばかりでした。
小さい頃、父は車の鍵をある場所に隠していたのですが、それを見知らぬ人から聞かれて教えてしまい、車にあったお金やものが盗まれました。
(以外とよくある、らしい)

もちろん盗んだ方が悪いのですが、教えたわたしも悪者扱いされ、挙げ句の果てに、大学資金も出してもらえず、働いた金も取られるという酷い目に遭いました。

さらにこちらでも、お金を使いすぎると常に言われ、わたしが稼いで買ったもの、人形の資材にまで文句を言う。

こちらの親戚は借金癖のある人が多いので、誰も信じられないんだろうなあ。。これを、著者は「マネー忌避症候群」「人間関係マネー不全症候群」と言っております。お金が他人に渡るときだけでなく、身近な人間が使ってるだけで不安になってるんだそうで。

今でも、「これだけあげてやっているんだからな」と毎回言われるし、何かあるとお金返せ返せ、と。その割にAmazonで騙されて物買ったり、わたしらに必要ないものを買ってくるので、喧嘩が絶えません。

役場で「あなたが払わないといけないんですよ」と説教される始末。。

ずっとお金のことで苦しんでたから、この本の内容を聞いて涙が止まりませんでした。
わたしが悪い、んじゃなく、みんな金銭感覚がおかしいんだね。。


というわけで、処方箋もちゃんとありますよー。

金銭感覚というのは、子供の頃に周囲の人との関係や出来事などによって、無意識内に刻み込まれるのだそうで、大半の人が大人になる前に独自の健全でない金銭感覚を身につけてしまう。

そして大人になると、みんな問題のある金銭感覚持ちなので、人間関係を悪化させたり、お金を稼ぐため働きすぎたり、金持ちは悪者と決めつけたり、浪費したり。。
お金を稼げていた人がリタイヤすると破産する人が多いのも、お金の病気だと。

直せと言われても、無意識で判断しているらしくて、何度も同じ使い方をしてしまうのだそう。

借金癖が治らないのも、他人にお金の使い方を口出したがるのも、そう簡単に直らないのは、そういうカラクリだったんですね。。

この本には、ケースに合わせて自分で治せるよう、ワークなどが用意されています。

せめて自分の金銭感覚だけでも、治して、真に豊かな人になりたい。
そして、これ以上良くないお金の使い方や価値を持たないために、あとは仕事で堂々とお金をいただくためにも、学ぶことはたくさんありそうです。

というわけで、お金の価値観は、全員が違うのです。たまに人から価値観の押し付けをされるのですが、誰にもそんな権利はないのですよ。。
いわゆる、「常識」と同じ、全員が子供時代にお金にまつわる経験をもとに、お金に対する基準を無意識の中にため込んでしまっている。
解釈は全員違うので、兄弟でも金銭感覚は全然違う。
当然、赤の他人の金銭感覚など、わかる筈がないのです。

お店をやっていると、お客様の金銭感覚に振り回される。だんだんわたしも「家族が~」と言い出したらキャンセルだな、とか、わかってきましたが。。

最近は、日本も学校で投資やお金の勉強をしているようですが、学んでいる時期が遅すぎ。幼少期には、金銭感覚はほぼ身についているし、投資はあくまでも、操作できる資金が出来てからするものです。資金の作り方、働き方までは教えてないみたいで、なんだか手落ち感が。。

アメリカはお金作りのうまい国かなとは思いますが、見ている限りでは、投資が上手いけど、志の高いノーベル賞レベルの方ですら、投資されなくて研究をやめている。
そんなアメリカから出ている本なので、、
いかに、お金が人類にとってストレスの種になっているかがわかります。

アドラーが人類にとって一番のストレスは人間関係だ、と言っていましたが、著者はお金こそ最大のストレス、と言い切っています。
著者はマネー界の心理学者、と経歴にあるようです。
人間はお金問題を避けるか、崇拝するか、裏切られるか、にざっくりわけているようですが、田舎で自給自足でもしていない限り、お金のことを考えずに生活は出来ません。自給自足でも、税金や年金は取られるしなぁ。

ちなみに、わたしの金銭感覚の元ネタは、たぶん3歳頃に、何故か親戚の人がうちでは買えないものをくれたりするのは何故だろう、とか、父が浪費するたび一番愛している母とケンカしているのは何故だろう、と考えはじめたあたりです。理由は、すでにわかりましたけど、父の言う子供はお金を稼いで親に渡せ、にはさすがに呆れておりました。。
遠くに嫁に行ったのはそれが原因ですからねぇ。。
うちらの時代でも、そんな古い事を言う人なんてそうそういませんでしたし。しかも、それを言われたのはわたしだけ。妹たちなど、喧嘩していた父母の姿すら覚えていない。

お金のシナリオは、出来事をどうとらえたか、で決まるのだそうで、子供だから、理由などわからないから間違ったシナリオが描かれるんですね。

大学に経済的理由で行けなかったので、有名大学出なのにお金を出し渋りする方の気持ちはわかりません。。
愛はしっかり受けているのにお金がない、という状況で育ったため、
親から愛されなかった人の気持ちがわからない、という難点もありますね。。
地方育ちと都会というだけでも、金銭感覚はそうとう変わります。
お金を稼ぐ、かつお互い豊かになるためには、お客様の心理を知る必要があると必死でしたが、自分の問題を解決する方が早いのですね。
わたし自身が「信頼され委ねられる」「豊かな人」になるには、まだ大きな壁がある。

どうりで、いくらビジネス論にお金を注いでも、豊かになれないわけだ。

というわたしは、マネー崇拝者なようです。仕事休めないのがいい例だ。
天から導かれた道だと思ってはいましたが、がむしゃらにやればいい、というわけではない。

体調が良くない時ほど、筆がすすむなぁ。。汗
さて、作品作りに戻りますか。

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