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妹に救われた話

今年は本当に色々ありましたが、一番感謝しているのは、私の妹です。

3つ下の妹とは実家で暮らしてた頃はそんなに話をしていませんでした。私が母の代わりに祖母の家に手伝いに行くことが多く、あまり遊ぶこともなく、私も20歳で家を出てしまったので、連絡先は教えていたものの、30年くらい会っていませんでした。

突然妹から連絡が来たので、用事は察するものがありました。
ひと月分の荷物を鞄に入れ実家へ。

上の妹は何かの事情で行方不明。下の妹だけで暴れる父の介護をしている状態でした。

介護やら色々しつつ、久々に懐かしい話をいっぱいしました。あの場所は怖かったとか、あの時どうしてたのとか。見た目は変わったけど気持ちは当時のまま。

卵が苦手だとか、同じタイミングでくしゃみをするとか、共通点もいっぱいあって、これ私たちのせいじゃなかったんだねーって。子供たちも昔の妹そっくりで、色々ほっこりしました。

一番ありがたかったのは、昔の私の作品を覚えてくれていた事。
今の私の家族に作品を反対されていたので、本当に嬉しかった。
これがどれだけ心の救いになったか、、

家族に反対されながらも、夢のために頑張っていた私の人生をあっさり肯定してくれた妹。旦那さんや家族に愛されて、過ごしていたことがよくわかりました。愛って本当に強いんだなあ。愛があれば、心が壊れることなく生きていけるんだな。。

色々終わらせて帰ってきました。
こちらはやはりギスギスした生活で、誰にも守られていないことを実感して、とても悲しい。

でも私は間違ってはいないことは、実家に帰ってよくわかりました。私のいまの選択は、いずれしているもの。気まぐれで選んだ道じゃない。

せめて少しでも苦しさから逃れたいので、本や記事を読んだり、書いたりしています。
今の私は私そのもの。受け入れてくれるだけでいいのに。

私が私として生きること。
それを認めてくれる人に、今年はいっぱい出会いました。
その度に、嬉しい気持ちになりますが、家にいたら魔法はあっという間に溶けてしまいます。

私が私として生きるために、私はハンドメイド人形作家になりました。私を守るために、私はオンラインショップを開きました。
でもイベント等お金がかかる事には反対します。運営に口出しもしてくるようになりました。

私を守るためにしていることを、壊そうとばかりする家族。

私は、私として生きていたいだけなんだ。

フォロワーさん、じゃない方、いつもたくさんの方に読んでいただいてとてもうれしいです。ありがとうございます。