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クメール文字を覚えたら、カンボジアでのアウェイ感が減りました。

タイトルの通りなんです。カンボジア在住の方、クメール文字学習は面倒くさいですがおすすめです。

今回は特に小学校の授業Youtubeを使いながら、練習帳で文字を練習する方法です。ルーティンにしてしまうと楽に文字を学べます!

カンボジアにいらっしゃる方は黄色い文字用の練習帳(下の写真の右側の本・IBCの教科書コーナーに売っています)をぜひ手に入れてください。3ドル程度だったと思います。

カンボジア在住の方、文字を覚えることでアウェイ感が減少します!

特にプノンペン在住の方、「あれ、意外に英語通じるな。クメール語(カンボジア語)やらなくていいんじゃないか?」と思われる方も多いでしょう。昔ホーチミンからプノンペンに旅行に来た時、英語が通じることに驚きました。

というわけで、看板には変な文字がズラズラ書いてありながら(最初の印象です、すみません…)話すと英語が通じる不思議な国。このカンボジアで文字を覚えるメリットは、

「看板の文字に親しみを持てて、アウェイ感が減少する」です

読めなくても、意味が分からなくてもいいんです。
「変な文字がズラズラ」→「知ってる文字だ」と感じることで、看板などに親しみを持てて、外国に住んでいる緊張度がかなり減る気がします。

「スラッニサイ」母音 (カンボジア教育省Youtube)

文字練習帳の母音部分です。これだけ大きければ眼にもやさしい👍

「プチョンチニア」子音 (カンボジア教育省Youtube)

上とサムネイル画像が同じになっていますが、動画スタート時間を変えています。

やはり、文字を練習する時に同時にその音を叩き込んで体に染み込ませるのは(今更ながら)重要!
クメール語もベトナム語も表音文字で、一つ一つの正しい発音を身につけるのは最初大変ですが、ハードルが高いのは恐らくそれだけのような気がします。

他の言語のような複雑な語形変化や複雑な文法がない代わりの、難しい発音と文字表記(ベトナム語の場合は声調)だと思います。

文字練習帳の子音です。
まだ練習していませんが、こちらは筆記体というのかな?
手書きを綺麗にするための斜めに書く練習です。確かに、大人はこういう字をかく人が多い。
書写好きとしては、一通りブロック体?が終わったら着手しようと思います。

「スラッピントゥア」独立母音字(Mon BunthanさんのYoutube)

独立母音字を練習する機会はほとんどなかったので、練習帳にあって嬉しいです。

文字数が本当に多い!そして複雑です。
独立母音字と普通の子音を完全に分けられるようになるまで2年かかりました。

ចំនួន១ ដល់៥ 1から5の数字 (カンボジア教育省Youtube)

これ、3から6までのクメール数字です。
タイでも同じものを使っていると聞きます。
お札も、ゼッケンも、本のページもこの数字で、最初は参りました

もしかすると、クメール文字を知らなくても、サバイバルクメール語としては一番に覚えなければならないのがクメール数字かもしれません。

私自身クメール語レッスンでは特に数字の表記は習っていなかった気がしますが、カンボジアの小学校では(アラビア数字ではなく)このクメール数字のみ習うそうで、市場などでもクメール数字のみ書いてあることも多いです。

住所なども中心部を離れるとクメール数字の場合もあります。クメール数字は9個だけなので、覚えてしまった方がいいです。私は4年近くクメール数字はあやふやでしたが、覚えてみると、全部文字だと思っていた看板に数字が入っていることに気付いたりしました。

1から20のクメール数字(リアップが、だらーっと数字を教えるシュールなYoutube)

ខの書き方(教育省Youtube、一般の小学校の授業風景が興味深いです)

学校授業でខの文字の書き方を子供たちが習っていますが、実際の公立小学校の風景が興味深いです。先生は教育省派遣のモデルの先生のような気がします。カンボジアの公立学校、シェムリアップやバッタンバン旅行でチラッと見たり、ワクチン接種で中に入ったりしましたが、低層階の建物に木の机、国王の肖像写真、とこんな感じでした。

それでは!

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