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【遺跡探訪43】番外編・空から西バライと西メボン(11世紀)

こんにちは。今回は遺跡の探訪ではないですが、シェムリアップ空港から離陸した直後に西バライが非常に美しく見えたので、写真を投稿します!

離陸の時に右側に座っていると西バライが見え、左側に座っているとトンレサップ湖とプノンクロムが見えます。

シェムリアップ空港は今年10月、シェムリアップ市街地から北51キロの場所に移転するそうです。(遠すぎ)
なんでも、中国からの大型国際線を大量に離発着させるためとか…。

という訳で、飛行機から西バライが見えるのもあと3ヶ月。今回は飛行機後部・右窓の席に座れて、お天気も快晴で、ラッキーでした。

Wikipediaによると、西バライは、稲作を行うための灌漑用貯水池とされていましたが、最近ではヒンドゥー教の海を地上に描いたという説が有力らしいです。

細長いバライ(貯水池)の真ん中に島のようにあるのが西メボンです。ガイドブックによると10ドル程度でボートに乗って行かれるとか。

西バライはGoogle Mapでも描かれているように東半分が干上がっています。アンコールワットを挟んで東側にある東バライは既に水が全くありません。中央の東メボン遺跡だけが今でも残っています。

こうやって1000年前くらいの、水がある頃の東バライを想像しながら東メボンを訪れると、また違った気持ちになるのかもしれません。

雲がまばらに水面に映って模様が綺麗です

クメール語の先生によると、観光で西バライに行く人はあまりいないものの、地元の人のピクニックの定番とか。焼き鳥食べてハンモックでのんびりしながら海のような広い水面を見てくつろぐの、楽しいですよーとのこと。

左奥に見えるのがネアックポアンかな、と思います。

さて、バンコクに行ってきます!

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