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#かん味処 レポ集

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かん味処vol.6「情報は、使ってなんぼ」情報分析、市場調査のやり方

かん味処vol.6「情報は、使ってなんぼ」情報分析、市場調査のやり方

 第一回目のかん味処のレポートの最後に、今後どんなテーマを学びたいかについてこんな事を書いていた。

 ”改めて菅さんの引き出しの多さに恐れおののいた。いったい、どんなアンテナを立てているんだろう。菅さんの情報収集力、情報の分析、情報の使い方について、いつか「かん味処」のテーマになったら嬉しい。”

 今回それが叶い、テーマは情報分析と市場調査だ。菅さんの底なしの知識と分析力の秘密が、ほんの少しで

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かん味処vol.5 「やる気スイッチは無い」モチベーションを維持する

かん味処vol.5 「やる気スイッチは無い」モチベーションを維持する

 今までの人生で、何度「やる気スイッチがほしい」と願ったことか。やる気にかなりムラがあり、夏休みの宿題を夏休みが終わってからやったこともある。一方で、ほんとにスイッチを押したように、やる気に満ち溢れて動けるときもある。自分のやる気スイッチの場所を知りたい。なんなら自由にON/OFFできるようになりたい。
「やる気スイッチなんてありません。幻想です」
講義の頭から、菅さんの厳しい言葉。しかし今回のテ

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かん味処vol.4「言葉と想像力」商品PRの文章をつくる

かん味処vol.4「言葉と想像力」商品PRの文章をつくる

言語化が苦手だ。なにか感想を求められた時、とっさに「素敵」とか「素晴らしい」という平易な言葉に逃げてしまう。じっくり考えて書くときは、あれもこれもと情報を詰め込みすぎたり、シンプル過ぎすると文章の個性がなくなるんじゃないかなど余計な邪念が入り、結果とっ散らかった文章になってしまう。もっと上手に言語化できるようにしたい。

今回のかん味処のテーマは「商品PRのための文章作成」。過去3回のかん味処同様

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かん味処vol.2 「惑わされない」ブランディング講座

かん味処vol.2 「惑わされない」ブランディング講座

 菅慎太郎さんを講師とした一次産業者向けの経営講座「かん味処」。
その第二弾が開催された。
 前回のPOP講座では、大切なことは「いい商品を作ること」、そして「商品の良さをきちんと訴求すること」がテーマだった。そして、優先順位を間違えた「なんちゃってブランディング」は要らないと菅さんは言っていた。
 巷には、ブランド・コンサルティングやマーケティング・コンサルティングなど、事業の手助けをするカタカ

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かん味処vol.3「適正について考える」価格設定と交渉術講座

かん味処vol.3「適正について考える」価格設定と交渉術講座

 産直ECを利用しはじめたばかりのころ、市場流通と産直ECを比較する様々な文脈の中で「市場流通では、値決めできず不当に搾取をされてしまうことがある」「質の高い生産物のこだわりが正当に評価されず、規格のみを基準に取引される」という内容の話を耳にした。直接取引なら、間に入る業者の費用を生産者に還元でき、値決めの権利もあるので適正な利益を生産者が手にしやすいと。私も、スーパーに並ぶ野菜を見て「安すぎない

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かん味処Vol.1「POPはいらない」POP講座

かん味処Vol.1「POPはいらない」POP講座

とても面白い「POPづくり」講座に参加した。
伝えるPOPをつくるには、時にPOPは必要ないという。そのこころは、商品のPRとはなにかを本質的に、いろんな角度から考える講座だった。

きっかけは、奈良おおの農園さんのツイート。

これで実現したのが、Kanさんこと菅慎太郎さんによる、農家さんや漁師さんなど一次産業生産者をターゲットにした”伝わる”POP講座だ。

パッケージ×売場の関係を考えながら

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