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異和感を感じる人たちのマネジメント

別れと出会いの季節ですね。最近は暖かくて春だなーとしみじみ思っています。最近こんなことがありました。病棟で、退職される方、異動される方への一言で、とある主任から異動するAさんにこんな発言があったのです。
「この病棟はAさんのカラーでした。Aさんの病棟と言っても過言ではない!」
ひねくれている私はとっっっっても異和感を感じ、なぜ自分がそう思ったのか考えてみました。

Aさん(男性)は、患者への想いが強く、常に患者中心に物事を考えています。しかし、感情の起伏が激しく、自分が思っていること出来ていることが周りもできなかったりすると怒りのオーラを出していたり、病棟のルールを逸脱して患者への援助を勝手にやってしまうことがあります。例えば、精神科でよくある売店の日という時間があるんですが、隔離指示中の患者を自己判断で行かせたりします。自分は観察できるから行かせたという判断をするわけですが、それってどーなんですかね。まーAさんはこんな感じです。仕事はとってもできるんですけどね。

とある主任(男性)は、承認欲求が強くて褒められたいようです。精神科の看護師ってそーいうのに敏感だからすぐわかるんですよね。看護の主任なのに、病棟でDIYして棚作ったり、勤務者の出勤状況を新たにホワイトボードに作成して無駄な仕事増やしたり、ある時は女性の看護師に、「あなたと一緒に指示受けしたいから一緒の業務にした」と公然で話すわけですよね。…まーこんな人の私は部下なんですよね。もちろん私は、とある主任のことを褒めませんし反発してるから嫌われてますけどねw

否定していますが、2人とも人間的にはとても面白くて魅力的ではありますよ!調子こいててごめんなさい。

話を戻しますが、この、とある主任がAさんに上記のようなことを皆さんの前で話すわけですよね。まさに異和感…。私から言わせて貰いますが、本当にダセーしカッコ悪いなーと思うのです。Aさんを認めてて、そう思っているのはわかるんですが、プライドないのかとか、他の中堅の影で病棟を支えてる人たち(私も含むw)のことを全く考えてない発言や行動をする人なんだなーと思います。

この病院は何かがおかしい。尊敬できる人は今のところ出会ってません。管理者たちもなんかなーって思います。それも異和感なんですよね。別に上から目線で話すつもりはないんですが、平社員にまた戻って、見える景色ってまた違うものになるから思うのかもしれません。

ドラッカーはこう述べています。
「何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心を持つ者をマネジメントの地位に就けてはならない。仕事の能力よりも人を重視することは堕落であり、やがて組織全体を堕落させる。」

まさに今所属している病院は、誰が正しいかの判断をした者が出世してマネジメントしているように感じるのです。いずれ堕落するでしょうし、その前になんとかしたいですね。

中には影でとんでもなく頑張ってる人たちに、うまく光が当たれば良いなと、花粉と黄砂でやられた眼を擦りながら途方に暮れている私でした。

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