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あれこれ便り

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#線香花火のいわれ

線香花火

子どもの頃、家族や友だちとの花火遊びで思い出すのは線香花火。いろいろな花火を楽しんだ後、いつも最後は線香花火で、みんなしゃがんで息を止めるようにして持っていた線香花火。 それまでの楽しさや華やかさが消え、静けさの中で誰が一番長く持つかを競争したものでした。手元の橙色の火の玉が途中でぽとっと落ちてしまうと、残っている子の周りに集まり、火の玉が小さくなっていくのを見つめていたことを思い出します。何となく寂しさを感じた夏の思い出です。 夏の風物詩ともいえる線香花火ですが、今ではほと