見出し画像

いろんなプロ

昨年の春から、一緒に暮らしているペットがいます。
仕事がうまくいかず憔悴していた当時、恋人から「魚でも飼え」水槽をプレゼントされたことがきっかけで、タナゴとドジョウを飼いはじめました。何匹か死んでしまった子もいますが、新しい仲間が加わりつつ、今も仲良く暮らしています。彼らが今日も元気なのは、ひとりのプロフェッショナルのおかげ。
いきつけのペット用品店の店員さんが、おさかなたちの健康を支えてくれているのです。

彼女は、ただのバイトの子と思ってしまいそうな普通の女の子。ヤンキーっぽい容姿と不機嫌そうな態度から、はじめは少し躊躇しました。しかし、彼女の魚の知識は、一店員の域をはるかに越えています。
魚のエサや水槽の管理、病気から細かな症状への対処法、タナゴたちと相性の良い新しいお魚など。あらゆる情報を惜しげもなく提供してくれるので、彼女がいなくなったらどうしていいのかわからないほど。そして何より素敵なところは、アドバイスを語り続ける彼女の顔が、魚への愛情にあふれているところ。見ているだけで、とても幸せな気持ちになります。魚の話以外では比較的そっけない彼女ですが、たまに「こっちのほうが安くておすすめですよ」とか言ってくれるので、もうもうほんと大好きなのです。

まさかこんな小さなペット用品店に、彼女のようなプロがいるとは。
自分のことばかり考えたくなる毎日だけど、いろんなプロに支えられている毎日て、よく考えたらものすごいことじゃないですか?あなたもプロ、わたしもプロ。当たり前の事実を見つめ直すと、なんとなく胸が軽くなる気がします。誰かがやってくれたから、自分もがんばりたいという素直な気持ちを持ち続けたいなぁ。

ジョージアのCMみたいな内容になっちゃいました。

また明日。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?