こころのバロメーター
足が浮腫みやすくなってきたとか、肩がコリすぎて頭痛がひどいとか、身体の不調はいろいろな症状となって現れます。わたしたちはそのサインをキャッチして、ちょっとスチレッチするか、とか、高さのあった椅子に変えようとか、いろいろな対処をしながら生きています。同じように、こころの不調も、いろいろなサインとして現れますよね。やたら目がピクピクするなぁとか、デザイナーのタイピング音うるせぇなぁとか。
しかし、わたしはこころの不調に気がつきにくい体質です。日常のイライラなのか、こころの不調なのかを見分けことが難しく、 ギリギリまで粘ったところでパーン!と破裂しては修復してなんとか通常運転に戻るんだけどもやっぱり破裂する、という調子で周囲に迷惑をかけまくって生きてきました。不調のサインに気がつくようになったのは、結構最近のこと。こころに疲れが溜まってくると、メロンパンが食べたくて食べたくて仕方なくなるのです。夜いつものようにコンビニへ夜食を買いに行くと自然とパンコーナーに足が向き、流れるような動作でサクサクメロンパンやら発酵バターメロンパンを手に取ってしまう。それをむしゃむしゃと無心で貪るんです。この傾向が増えはじめると、おっそろそろだな?と気がつくのです。メロンパン中毒状態はかなり疲れている状態ですが、ギリギリラインを見極めるためのとっておきの一曲があります。tofubeatsのPOSITIVEという曲。
これはすごいです。どうにもこうにも元気が出ない朝に聴くだけで、不思議と肩の力がぬけて「暗くなってもしょうがないよね。まぁなんとかなるべ」と思わせてくれる。しかし、かなりギリギリのところにまできていると「朝からうるせぇよ!!!!」とイヤホンを引っこ抜きたくなる。そうなってしまったら、即座に息抜きをしなければ身体に異常が現れます。自己流ストレスチェックです。異常に気づいたら、1時間うろうろ歩き回ってから帰ったり、自転車をひたすら漕いだり、走ったり、レジャーシートを持って砂浜にでかけたりしながら、ギリギリラインで踏ん張る術を身につけたのです。
最近そんな風にしてこころの不調を察知できるようになりましたが、これはただの対処療法ですね。いま書いていて気がつきました。根本的解決のために、マインドフルネス的な何かを始めてみるのもいいかもしれません。こころも身体も、これからどんどん踏ん張りが効かなくなっていくでしょう。はー、図太くなるぞぅ。
また明日。