情緒メシ

お弁当を毎日作ってえらいねって言うけど、そうかしら。わたしは、毎日ランチにでかけてすごいね、強いのね、と思っています。

わたしがお弁当を作る理由は節約でもなんでもなくて、お昼ご飯くらい健全な食事を食べたいから。外食ばっかりしてると、心がどんどん荒んでしまうのです。だから自分で作る。これを言うと嘘つくなとか言われそうだけど、会社のそばで食べるどんなランチより、わたしの作ったお弁当のほうが断然うまい。お腹を膨らますだけのために作りました!みたいな食べ物を胃に詰め込むと、どっと疲れてしまうんです。愛がないごはんなんてイヤ!その点、手作りっておいしい。理屈ぬきで幸せになれる。だいたい土日に作り置きをした主菜副菜メインおかずたちをアソートしながら持っていくんだけど、一週間の感情の変化を予想しながらお弁当を作るというのも、なかなか楽しいものです。今週「水曜きつそうだから肉量を増やそう」とか「この日は眠くなったらまずいから、野菜多めごはん少なめメニューにしよう」とか。今週もがんばれよ〜と思いながら作っているから、毎日ランチタイムに過去の自分からのエールを受け取ることになるのです。

最近うすうす感じていたのですが、この作り置き法を活用すれば夕食だって豪華にできるのでは?散々売られている作り置きレシピシリーズって、野田琺瑯使いたいだけの自己満レシピでしょ!と偏見たっぷりの目で見ていたのですが、そういうことか。作り置き活用して、2017年は昼も夜もおいしいごはんを食べる一年にしたいと思います。

また明日。

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