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推しVTuberのオリジナルブレンドコーヒーを飲んだ話(ハンドドリップ)

2018年のVTuber黎明期から活躍しているバーチャルJDガチメイドの理原ひなりさんが5周年記念に発売したオリジナルブレンドコーヒーが届いたので、レシピと味を記録します。
※筆者は淹れ始めて3年程度のにわかなので参考までに…

オリジナルブレンドコーヒーについては前回記事を参照ください。
6/30まで販売中!


使用機材

抽出(ハンドドリップ)

1.計量

コーヒー豆を計量します。
ブレンドなので、袋を振ると豆の比重の違いで偏りが発生する可能性があるな、と思って注意しながら計量しました。

2.よいしょ

ミルで豆を挽いていきます。
挽目は21に設定しました。器具と好みによって適切な挽目は異なるので、研究してみましょう。
粗くするほど抽出時間が短くなるので酸味が強く、逆に細かくするほどコクが強調されるそうです。
早く回しすぎると摩擦熱で風味が損なわれる、という話もあります。

Kalita KH-3を使用する場合は、おおよそ臼が平面から2mmは出て…ないよな?程度に設定すると同じくらいの挽目にできました。

ミルのセッティング
ギリ2mmないと思う

3.リンス

ドリッパー、フィルター、サーバーにお湯を通して温めます。
あまり意味がない説もありますが、温かいほうが嬉しいので温めています。
サーバーが温まったらお湯をマグカップに移してそちらも温めます。

リンス中の器具
ポカポカ

4.蒸らし

挽いたコーヒー豆をドリッパーに投入し、蒸らします。
豆の量の2倍程度のお湯を中心から全体に渡るようにゆっくりと回しかけて30秒待ちましょう。
新鮮な豆だと、内部に含まれるガスが放出されてドーム状に膨らむのを見ることができます。

蒸らし前
蒸らし前
蒸らし後
蒸らし後

5.抽出

蒸らしが終わったら、いよいよ抽出です。
だいたい60mlずつのお湯を3~4回に分けて、中心から500円玉サイズの「の」の字を書くようにゆっくりと注ぎます。

抽出量が210mlに達したらドリッパーを退けます。
今回のレシピだと、抽出時間は蒸らしを含めてちょうど3分ほどになっているはずです。
抽出が終わったらマグカップのお湯を捨て、コーヒーを撹拌してから注ぎましょう。

淹れたて

レビュー

挽きたての豆からはナッツとコーヒーオイルのしっかりした香りがします。
舌に触れた一瞬でコーヒーらしいコクと輪郭を感じますが、すぐにストーンフルーツ系の酸味がパッと広がります。
酸味は徐々に粘度のある甘みへと変化して、最後にそっと渋みを置いていきました。
飲み込んだ後にも舌に甘みが残るので、水を飲むと甘く感じられます。

2021ホンジュラスCOE6位はシングルオリジンでも頂きましたが、そちらと比べると味の変化が落ち着いていて、よくイメージされるコーヒーらしいコクとのバランスを取ったブレンドでした。
ホンジュラスが6~7割ほど使われていて、次いでグアテマラとブラジル半々だけどブラジルがちょっと少ないくらい?でしょうか。

もし2018年にオリジナルブレンドを出していたとしたら、ホンジュラスとグアテマラで目まぐるしい味の変化を感じさせるブレンドになったのでしょうが、5年の月日を経て地に足をつけた重みが+αのブラジルのアーシーなコクで表現されているのではないかな、と(勝手に)思いました。

マグカップ
まさかオリジナルブレンドが入るとは思ってなかった顔

蛇足

コロナ禍のおうち活動として皆で同じコーヒーを淹れてみよう!
の回に便乗して生まれて初めて豆からコーヒーを淹れた日から3年が経っていたようです。
コーヒーの楽しみ方を教えてくれてありがとう!