見出し画像

発信が胡散臭く見えてしまう原因はなんなのか?

今日はなぜTwitter上にいる多くのビジネスマンが胡散臭く見えるのか?ということについて僕なりの視点で解説していきたいと思います。ていうか、僕も胡散臭く見られてるんですかね。笑

まぁ、特に誇大広告みたいなのはしてないし、ただ毎日noteを書いているだけの人という設定なので、セーフでしょう。問題は謎に昔借金したことがあって、そこからメンターに出会って、数ヶ月後にネットビジネスで人生逆転したとかいうお手本のような逆転ストーリーをプロフに書いている人たちです。仮にそれが本当だったとしても書き方を変えないと、ほとんどの人に胡散臭い目で見られているので、彼らはかなり損をしていると思います。

じゃあ、なぜ彼らを見た時に僕らは直感的に胡散臭いと思ってしまうのでしょうか?それはストーリーが完成されすぎていて、逆に信憑性がないからです。確かに、人は「昔ダメだったけど、あることがきっかけで人生逆転しました」みたいなストーリーは大好きですし、その逆転した秘密を知ろうと物語にのめり込みます。

しかし、完成されすぎているものに関しては人は疑い深いのです。実際、ビジネスをやったことのある人ならわかると思いますが、成功の裏側は泥臭い作業ばっかりで、簡単そうに見せているだけで、本当に成功している人ほど陰でたくさん勉強と作業をしています。

多くの人が知りたいのはどういう風にして試練や壁を乗り越えたのか?という部分で、どん底だったけどそこから順風満帆に綺麗に逆転したみたいな自慢話を聞きたいわけじゃないのです。

だからこそ、もがき苦しんで悩んで葛藤している部分を発信していくべきですし、そこが読者にとっての希望になるのです。逆に、綺麗にストーリーを作り込むほど胡散臭く見えます。人は他者の人間味のあるストーリーに共感したいのです。共感に最も効くのは弱みを見せるということで、こんな欠点がありつつもそれを乗り越え、人生逆転したという試練を乗り越えるストーリーを本質的には消費したいのです。

ワンピースの作者がキャラクターを作る際に意識することは「必ずキャラに弱みを持たせること」だそうです。僕も自分が好きになるキャラの特徴を考えてみると、こんな抜けている部分もあるけど、戦闘シーンになると、豹変するみたいなところに魅力を感じる傾向にあります。特にギャップが激しいキャラこそ人気が高いですよね。

だからこそ、自分ってこんなに凄いんです!!みたいなことを言えば言うほど、自分の紡ぐストーリーはつまらなくなります。そんなこと言う奴はうざいだけで、なんの面白みもないですから。こんなノウハウでこれだけ稼げました!!だから何?ってほとんどの人には思われます。

読者に自分にもできるって思ってもらえて初めて、発信するノウハウは価値を持つので、ただの自慢にならないよう気を付けていきたいものですね。情報発信は自己顕示欲を満たすためにやるものではありません。

見てくれている人の役に立つためという目的を見失った情報発信はゴミでしかないので、読者に共感してもらえるようなリアルな部分を発信していきましょう。あなたが悩んで苦しんでつまづいた部分こそが人を惹きつける宝物コンテンツなので、ここをどれだけ鮮明に描けるかですね。

僕も思いつき次第、自分のダメな部分をあえてネタにして物語を作ろうかなと思います。今日は意識が朦朧としながら文章を書いたので、個人的にはかなり下手くそな文章になった気がします。笑

まぁ、いいか。そんな日もあるさ。文章でも綺麗なものよりも人間味のあるものの方がいいのさ。

ということで、今日は以上です。では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?