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8月19日の世界遺産「古代都市テーベ」

エジプトの首都・カイロから南におよそ670kmの場所にある、エジプト新王国時代の遺跡群です。

ナイル川沿い、現在ではルクソールと呼ばれる場所に古代の都市テーベが建設されました。

特に、エジプト史上最強のファラオと言われた、ラメセス2世が、誰よりも建築事業を推し進めました。

テーベの都は、ナイル川の東と西に分かれていて、東は神殿が立ち並ぶ生者の街、そして西は、ファラオや貴族たちの墓が造営された死者の都になっています。

神殿は、当時の絶対権力の証であり、永遠の家という、象徴でもありました。
また、巨大な富を持った王は、墓所とは別に壮大な葬祭殿を築いたので、その遺跡も残っています。

王家の谷で最も有名なのは、1922年に発見されたツタンカーメン王の墓です。
ツタンカーメンの墓で発見された副葬品は、現在、カイロのエジプト考古学博物館に展示されています。

詳しい解説は「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」からどうぞ。



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