9月17日の世界遺産「ゴレスタン宮殿」
イラン・イスラム共和国に属する世界遺産で、首都テヘランにある、18世紀末~20世紀初頭にかけて作られたカージャール朝の宮殿群です。
カージャール朝というのは、1779年にイランで創始されて、1796年にイランを支配したトルコ系の王朝で、遊牧民であったトルクメン人のカージャール族アーガー=ムハンマドが建国しました。
この王朝は、テヘランを新都として、豪華な宮殿を建てました。
そして、この宮殿に、カージャール朝4代目の王、ナーセルッディーン・シャーが、ヨーロッパ文化を取り入れて造ったのが、ゴレスターン宮殿です。
ナーセルッディーン・シャーは、何度もヨーロッパを訪れ、その優雅さに憧れを持っていたそうです。
結果的に、ヨーロッパと、ペルシャの建築様式が随所に取り入れた宮殿が造られることになりました。
詳しい内容は「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」をどうぞ。
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