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8月6日の世界遺産「ビキニ環礁-核実験場となった海」

ビキニ環礁はマーシャル諸島に属する環礁で、かつてこの場所でアメリカが、12年間で23回もの核実験を行いました。

マーシャル諸島は、日本のはるか南東の太平洋上に浮かぶ島国です。
首都のあるマジュロ諸島を中心に、200万平方キロメートルの広大な海域の中にある29の環礁と5つの島からできています。

約1225の珊瑚でできた島々の環礁島は、その美しさから「太平洋に浮かぶ真珠の首飾り」とも呼ばれています。

環礁の島々には実験の観測のための施設が残り、環礁の底には、1946年の核実験で沈没した船が横たわっています。
そして、核実験の象徴的な跡として、1954年の水爆「ブラボー」によって形成された、直径約2kmのブラボー・クレーターが残されています。

現在の、ビキニ環礁には美しい海を目の前に建てられたホテルがあり、静かでのんびりと過ごせるリゾート地として知られています。

詳しい解説は、「歴史とか世界遺産を語るラジオ」からどうぞ。

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