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9月6日の世界遺産「隊商都市ボスラ」

シリアの首都ダマスカスの南約110km、ヨルダン国境近くにある隊商都市の遺跡です。
ローマ帝国、ビザンツ帝国、イスラム時代の遺構が多く残されています。

街の歴史は古代エジプト時代にまで遡るという古くからの都市で、最盛期には人口が8万人にも達したといわれています。
歴史を遡ると、ボスラは、紀元前2世紀ごろ、ナバテア王国の最初の都市となりました。

ボスラの遺跡の特徴として、全体的に建物が黒っぽい印象を受ける街の色をしています。
この地方にはかつて火山が多くあり、豊富な玄武岩を利用して多くの建物が建造されたため、他のローマ遺跡とは異なり、ボスラの遺跡は黒い玄武岩が重厚な雰囲気を作り上げています。

最盛期には人口が8万人にも達したといわれるボスラが衰退した理由とは?
「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から。


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