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8月4日の世界遺産「ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)」

"Pont" はフランス語で「橋」、"Gard" は橋の下を流れるガール川のことで、つまりは「ガール橋」という意味になります。

かつての南フランスはローマ帝国の一部で、南フランスにはローマ帝国が築いた建造物が現在もたくさん残っています。
ポン・デュ・ガールも同じく、およそ2000年前にローマ人によって造られて、6世紀頃まで実際に使用されていた水道橋です。

ポン・デュ・ガールは、三重のアーチ橋で、「V」字形の峡谷に架かるように、下層が狭く上層が広い構造になっています。
アーチは下層が6、中層が11、上層が35となっていますが、上層はもともと47のアーチの橋だったそうです。

下層のアーチは両端が21.87m、その間は24.52mで、これはローマ建築最大級のアーチとなっています。
また高さについても最大48.77mとローマ帝国の水道橋としてはもっとも高い構造物となりました。
使用されている切石は最大6tのものもあり、総重量は約50,000tと見積もられています。

これほど大きな水道橋が造られた背景とは?
その真相は「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」から!


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