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8月8日の世界遺産「ヘラクレスの塔」

「ヘラクレスの塔」は、スペイン北西地域の港町ア・コルーニャに位置しています。

その歴史はローマ時代にさかのぼり、1世紀末に建設されたと伝わっています。
18世紀に改築されますが、現代まで使用され続けており世界最古の灯台としても名高い存在です。
現存するローマ時代からの灯台としては世界で唯一なのだそうです。

ギリシャ神話の英雄ヘラクレスが怪物と戦った場所であるという説や、かつて西ヨーロッパに住んでいたケルト人にまつわる説などがあるそうです。

ヘラクレスの塔の内部は螺旋階段で、階段を登ると展望台からは、ア・コルーニャ市街をはじめとして、遠くにはサダ島、ベタンソス島、アレス島やフェロールの町などの眺望を楽しめます。
毎晩点灯される灯台のライトは、36km遠方からも確認することができるそうです。
そして、霧などで視界が悪いときは、10kmの距離まで聞こえる警報音を出して、ア・コルーニャ沿岸部の船の安全航行に重要な役割を果たしています。

ヘラクレスの塔には、モデルとなった灯台があるそうです。
詳しくは「歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」からどうぞ。


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