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"7つ"の目標(2024年)

新年あけましておめでとうございます。

みなさんにとって、2023年はどういう1年だっただろうか?
個人的には人生ではじめて長編小説の脱稿に成功した(しかも2作!)のがエポックメイキングなできごとだった。

そのことと関連するのだが、数年前から年初に1年の目標を具体的に立てて、その達成度を振り返るようにしたのが、人生を前に進めるうえでかなり効果的であることに気づいた。

目標を立てなければ達成度は測れない。
達成度を測れなければ反省することもない。
反省しなければ人生は停滞する。

やや自己啓発的な物言いで恐縮だが、これが偽らざる実感だ。

ということで、2024年の目標をここに記しておく。年末になって僕がやるべきことをやっていたのか、ただダラダラと無為に過ごしたのか──このテキストを読んでいるみなさんが証人になってくだされば幸いだ。

推しである水樹奈々にちなんで、以下に7つの目標を掲げる。なお、上から順番に優先度が高い。

では、どうぞ。

①長編小説を3作完成させて、すべて新人賞に応募する
②投稿した小説を新人賞の二次選考まで突破させる
③ベンチプレス110キロに成功する
④体重を75キロまで減らす
⑤体脂肪率を18%まで減らす
⑥200冊以上、本を読む
⑦200本以上、映画を観る(新作・旧作問わず)

以上である。
項目別に簡単に説明しておこう。

①長編小説を3作完成させて、すべて新人賞に応募する
②投稿した小説を新人賞の二次選考まで突破させる

なんといっても去年は、はじめて小説を書こうとした大学生のころより、ずーっと失敗しつづけた長編小説の脱稿に成功したのが大きかった。クオリティはともかく、自分が「小説を書ける人間」であるとわかったことに強く安堵した。

いちおうあらためて報告しておくと、1作目の小説が某大手ライトノベル新人賞で一次選考通過(二次選考落選)、2作目はべつのライトノベル新人賞で一次選考落選の結果となった。

とくに1作目に関しては自分で書き上げて「なんてつまらないんだ!」と驚愕し、そのままほぼ改稿せずにやけくそで投稿したので、望外の結果であった。2作目の一次落ちはバリへこんだ

小説が書けることはわかった。
つぎなるステップは「おもしろい小説を書く」だ。

なので、つぎなるステップとして二次選考突破を目指す。もちろん、最終的には受賞&出版を目指すのは当然だが、できるかぎり現実的かつ具体的な目標を立てることを優先する。

目の見える位置にゴールを設定してこそ、人は歩きはじめることができる。そのくり返しこそが、人をいちばん遠いところまで連れて行く。

本数としては昨年とおなじく1年で2作完成でもいいのだが、半年に1作となると僕の怠惰な性格上、めちゃくちゃにサボる気しかしないので、ちょっと無理して年3本完成にしておく。

③ベンチプレス110キロに成功する
④体重を75キロまで減らす
⑤体脂肪率を18%まで減らす


ちなみに、現在の体重は77キロ、体脂肪率は20%程度だ。
ベンチプレスは2023年12月に100キロに成功した。

2019年からのダイエットのためにパーソナルトレーナーをつけて筋トレに励んでいるが、2023年はもっとも熱心にジムに通っていたと思う。

週2回のパーソナルトレーニングはほぼ休むことなくコンスタントに実行することができたし、夏ごろからさらなる減量のためにトレーニング後に10キロのランニングを毎回行っている。おかげで夏ごろから5キロ以上の減量に成功した。

ランニングなどの有酸素運動を行うと筋肉も落ちてしまうのだが、できるだけバランスを取りつつ、さらなる減量+ベンチプレス増量を測っていきたい。上の目標はいまの運動習慣をつづけられればじゅうぶんに達成可能な範囲のはずだ(トレーナーに相談済み)。

6月の水樹奈々ライブツアーには、”いい感じのマッチョ”として臨むぞ!

⑥200冊以上、本を読む
⑦200本以上、映画を観る(新作・旧作問わず)


書いておいてなんだが、この2つの目標はべつに達成できなくてもいいと思っている。

というのも僕の場合、インプットにかまけて(言い訳にして)アウトプットをおろそかにする傾向があるからだ。「小説書くために読書してるから! サボってるわけじゃないから!!」というわけだ。

挙げ句の果てに、「今日はインプットしたからOK!」と、一文字も書かずに酒を飲みはじめたりする。本末転倒である。

たしかにインプットは大切だ。たとえば、小説家としては日本でトップクラスの連載数を抱える流行作家の中山七里などは、どれだけ〆切が立て込もうが1日1本映画を観るそうだ。しかし、彼の生活に密着したYouTubeなどを観ていると常人が絶対に真似してはいけないライフスタイルであることがわかる。ほぼ食ってない&寝てない


僕が2023年まで小説を書けなかった大きな理由のひとつは、「インプットに逃げていたから」である。あくまでアウトプットを中心にしつつ、できるだけインプットを維持するという形をとりたい。なので、おそらく現実的には⑥か⑦のどちらかが達成できればじゅうぶんだろう。

以上が2024年の"7つの目標"である。

目標を立てると、否が応でも自分の人生と向き合う羽目になる。
それはときに大きな苦痛をともなうことになるが、確実に人生を前に進める効果がある。

騙されたと思ってぜひ、読者諸兄もひとつでも目標を立ててみてはいかがだろうか? ポイントは「現実的かつ具体的に」だ。

では、本年もどうぞよろしく。

(終わり)




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