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めちゃくちゃ好きな小説101選

なんとなく、好きな小説を101冊あげてみる。
101冊になったのはリストアップしたものを数えたらそうなり、削るのがめんどくさかったから。

以下、細かいルール。

【ルール】

・おなじ著者の作品を何冊でも挙げていい。

・ミステリなどシリーズものではあるが1冊でひとつの事件が解決するものなど、単体で読めるものは作品ごとに挙げているが、ライトノベルや各巻の話の繋がりが濃いものはシリーズごとに挙げている(「※シリーズ」と明記)

では、どうぞ。

【あ行】

1:アガサ・クリスティー『アクロイド殺し』(クリスティー文庫)
2:アガサ・クリスティー『ナイルに死す』(クリスティー文庫)
3:アガサ・クリスティー『カーテン』(クリスティー文庫)
4:アガサ・クリスティー『春にして君を離れ』(クリスティー文庫)
5:天樹征丸『小説 金田一少年の事件簿(3) 電脳山荘殺人事件』(講談社漫画文庫)
6:綾辻行人『Another』(角川文庫)
7:綾辻行人『時計館の殺人』(角川文庫)
8:有栖川有栖『双頭の悪魔』(創元推理文庫)
9:有栖川有栖『鍵の掛かった男』(幻冬舎文庫)
10:我孫子武丸『殺戮にいたる病』(講談社文庫)
11:伊坂幸太郎『死神の精度』(文春文庫)
12:伊坂幸太郎『砂漠』(実業之日本社文庫)
13:伊坂幸太郎『マリアビートル』(角川文庫)
14:伊藤計劃『虐殺器官』(ハヤカワ文庫JA)
15:井上真偽『その可能性はすでに考えた』(講談社文庫)
16:井上真偽『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』(講談社文庫)
17:ウイリアム・アイリッシュ『幻の女』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
18:うえお久光『紫色のクオリア』(電撃文庫)
19:上橋菜穂子『獣の奏者』(講談社文庫)※シリーズ
20:歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(文春文庫)
21:冲方丁『マルドゥック・スクランブル』(ハヤカワ文庫)※シリーズ
21:エラリー・クイーン『オランダ靴の秘密』(角川文庫)
22:エラリー・クイーン『災厄の街』(ハヤカワ文庫)
23:逢坂剛『カディスの赤い星』(講談社文庫)
24:王城夕紀『天盆』(中公文庫)
25:大沢在昌『新宿鮫』(光文社文庫)
26:大沢在昌『屍蘭 新宿鮫III』(光文社文庫)
27:大山誠一郎『赤い博物館』(文春文庫)
28:オキシタケヒコ『筺底のエルピス -絶滅前線-』(ガガガ文庫)※シリーズ
29:織田作之助『夫婦善哉』(岩波文庫)※短編集
30:恩田陸『六番目の小夜子』(新潮文庫)
31:恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎文庫)

【か行】


32:ガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
33:カーター・ディクスン『ユダの窓』(創元推理文庫)
34:貴志祐介『クリムゾンの迷宮』(角川ホラー文庫)
35:ギャビン・ライアル『深夜プラス1』(ハヤカワ文庫NV)
36:京極夏彦『姑獲鳥の夏』(講談社文庫)
37:京極夏彦『魍魎の匣』(講談社文庫)
38:京極夏彦『陰摩羅鬼の瑕』(講談社文庫)
39:京極夏彦『後巷説百物語』(角川文庫)
40:京極夏彦『書楼弔堂 破暁』(集英社文庫)
41:グレッグ・イーガン『ひとりっ子』(ハヤカワ文庫SF)
42:F・W・クロフツ『樽』(創元推理文庫)
43:呉勝浩『爆弾』(講談社)
44:小林泰三『玩具修理者』(角川ホラー文庫)※短編集
45:小林泰三『失われた過去と未来の犯罪』(角川文庫)

【さ行】


46:櫻田智也『蝉かえる サーチライトと誘蛾灯』(創元推理文庫)※連作短編集
47:佐々木譲『エトロフ発緊急電』(新潮文庫)
48:佐々木譲『ストックホルムの密使』(新潮文庫)
49:重松清『疾走』(角川文庫)
50:梓崎優『叫びと祈り』(創元推理文庫)※連作短編集
51:島田荘司『異邦の騎士』(講談社文庫)
52:島田荘司『暗闇坂の人喰いの木』(講談社文庫)
53:島田荘司『北の夕鶴2/3の殺人』(光文社文庫)
54:殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫)
55:スコット・トゥロー『推定無罪』(文春文庫)
56:鈴木涼美『ギフテッド』(文藝春秋)
57:スティーグ・ラーソン『ミレニアム』(ハヤカワ・ミステリ文庫)※シリーズ

【た行】


58:高見広春『バトル・ロワイアル』(幻冬舎文庫)
59:谷崎潤一郎『春琴抄』(新潮文庫)
60:辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ文庫)

【な行】


61:中島らも『今夜、すべてのバーで』(講談社文庫)
62:中島らも『ガダラの豚』(集英社文庫)
63:夏目漱石『こころ』(岩波文庫)
64:夏目漱石『虞美人草』(岩波文庫)
65:西尾維新『化物語』(講談社BOX)
66:西尾維新『傷物語』(講談社BOX)
67:西澤保彦『七回死んだ男』(講談社文庫)
68:西澤保彦『人格転移の殺人』(講談社文庫)
69:野崎まど『バビロン』(講談社タイガ)※シリーズ
70:法月倫太郎『頼子のために』(講談社文庫)
71:法月倫太郎『法月綸太郎の冒険』(講談社文庫)※連作短編集

【は行】


72:支倉凍砂『狼と香辛料』(電撃文庫)※シリーズ
73:原尞『そして夜は甦る』(ハヤカワ文庫)
74:原尞『天使たちの探偵』(ハヤカワ文庫)※連作短編集
76:東野圭吾『容疑者Xの献身』(文春文庫)
77:船戸与一『山猫の夏』(講談社文庫)
78:古野まほろ『禁じられたジュリエット』(講談社文庫)
79:堀辰雄『風立ちぬ・美しい村』(岩波文庫)

【ま行】


80:舞城王太郎『煙か土か食い物』(講談社文庫)
81:麻耶雄嵩『隻眼の少女』(文春文庫)
82:麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』(講談社文庫)※連作短編集
83:水上勉『飢餓海峡』(新潮文庫)
84:道尾秀介『向日葵の咲かない夏』(新潮文庫)
85:道尾秀介『カラスの親指 by rule of CROW’s thumb』(講談社文庫)
86:三津田信三『首無の如き祟るもの』(講談社文庫)
87:宮部みゆき『火車』(新潮文庫)
88:宮部みゆき『クロスファイア』(光文社文庫)
89:村上春樹『羊をめぐる冒険』(講談社文庫)
90:森川智喜『スノーホワイト』(講談社文庫)
91:森川智喜『ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒』(講談社文庫)

【や行】


92:山田風太郎『甲賀忍法帖』(講談社文庫)
93:横溝正史『八つ墓村』(角川文庫)
94:横溝正史『犬神家の一族』(角川文庫)
95:横溝正史『悪魔が来りて笛を吹く』(角川文庫)
96:横山秀夫『第三の時効』(集英社文庫)※連作短編集
97:吉川英治『三国志』(吉川英治歴史時代文庫)※シリーズ

【ら行】


98:レイモンド・チャンドラー『大いなる眠り』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
99:連城三紀彦『宵待草夜情』(ハルキ文庫)※短編集
100:連城三紀彦『戻り川心中』(光文社文庫)※短編集
101:ローレンス・ブロック『八百万の死にざま』(ハヤカワ・ミステリ文庫)

【総括】

あ行が圧倒的に多い。新本格ミステリの書き手など、好きな作家が集中しておりびっくり(アガサ・クリスティー、有栖川有栖など)。

また、思いつくままにリストアップしていったに過ぎないので、明日もういちどやると、大幅にラインナップが変わっている可能性が高い。

あと読書しはじめに手に取り、めちゃくちゃおもしろかった記憶はあるが、それ以来、再読しておらず内容が忘却の彼方にある作品は入れづらかったので外した(重松清の作品や伊坂幸太郎の『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』など)。

とはいえ、自分の趣味嗜好をあらためて客観視できるようで、なかなか興味深いものがある。ほんと、ミステリ好きだな、こいつ。リストつくっている途中でおそらく無意識に、「やべえ、このままじゃ人殺し小説ばっかりになる!」と思って、好きな文学作品を思い出したり気がする。それでいうと、パウロ・コエーリョの『アルケミスト 夢を旅した少年』もめっちゃ好きだったな。今度やるときはリストに入れよう。

今度は映画でもやってみる予定。
楽しいから、みんなもやったほうがいい。

リストは自分との対話。

(終わり)

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