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【音楽の中華街 #7】最近気になった3曲TULIPの「青春の影」、泰葉の「Fly-day Chinatown」、唾奇・RAITAMENの「LIVING DEAD」

遅くなってしまって反省しているnanashiです。
このままアルバムを語るとすぐネタが尽きそうなので、第七回に関しては最近気になった曲について語っていこうと思います。
そして特定のジャンルではなく色んなジャンルを扱っていきます。


参考にさせていただいた記事

有識者の方々の方がより深く理解していると思うので参考にさせていただきました。ありがとうございます。

TULIP「青春の影」

一曲目はTULIPさんの「青春の影」です。
リリースは1980年と私は生まれてもいません。
生まれていないというかリリースから干支が二周近く回ってやっと生まれるくらいの離れています。

音楽番組かラジオで30秒聴いた瞬間に「やばい…この曲全部は聴かなくては」という衝動にかられました。
曲の長さ3分58秒いっぱいいっぱいに魅力を詰め込んだ一曲で最高でした。

最近の曲では表現を暗喩的にします。
独創的な表現や作詞家によって異なる言葉遣いは確かに面白いし、人によって違いが現れる良さもあります。
ただスローなテンポで直接的な表現をするこの曲は、大人版の子守歌を聴いているような感覚で落ち着きを感じます。

やっぱり音楽はいいですね…

泰葉「Fly-day Chinatown」

二曲目は泰葉さんの「Fly-day Chinatown」です。
この曲もリリースも1981年で未だ生まれる前の曲です笑

元々私の好きな曲のジャンルでネオ・シティ・ポップというジャンルがあります。
元々1970~80年代に流行した様々なジャンルの洋楽に影響を受けたシティ・ポップというジャンルがありました。
そのシティ・ポップに影響を受けて作られた2010年以降の曲をネオ・シティ・ポップというジャンルです。
(ネオ・シティ・ポップは語りまくれるので後日しっかり書きます。)

そこで「逆にシティ・ポップの曲聞いたことないな…」と思って聴いた曲がこの曲です。
やっぱり言葉選びが超独特で癖になる曲です。
「肩にぶつかる外人」なんて表現いましたら結構問題になりそうな気がしますがそれも良さな気がします。
現代では躊躇してしまうような言葉遣いをバンバンしてきます。
時間が経つと作品は良さが薄れるわけではなく、磨きがかかっていることを証明した一曲です。

唾奇・RAITAMEN「LIVING DEAD」

ラストは急にHIP-HOPの登場です。
唾奇さんとRAITAMENさんの「LIVING DEAD」です。
ノンジャンルなのでこの曲も入れちゃおうと思いました笑

この曲の魅力はHIPHOPらしい自己表現でしょうか。
HIPHOPというジャンルは自分が言いたいこと表現したいことをビートに乗せて伝える音楽というのが根底にあります。
この「LIVING DEAD」ではその自己表現をビシビシ感じるのです。
「Careerの上にあぐらをかくな豚」などがよく分かる部分でしょうか。

そしてこの曲をより楽しむためにはサンプリングでしょう。
サンプリングとは歌詞において元のネタを一部使うことで、邦楽の感覚だとパクリに近そうですが一部を上手く使うのが特徴で"パクリとは全く違います"。
この曲にはそのサンプリングが多用されています。
「物買うレベルじゃねぇって話 Ps5の抽選」「理論をreload 私は大砲 嵐に備えろ」など分かる人によっては「あっ!あのネタじゃん!!」となる歌詞がちょくちょく入っているのも面白い所ですよね。

(「物買うレベルじゃねぇって話」はPS3が発売された際に客の一人が発した「物売るっていうレベルじゃねぇぞ」が元ネタです。歌詞にPS5が入っているのも納得です。
「理論をreload 私は大砲 嵐に備えろ」に関してはAPEXのキャラクターのバンガロールのセリフ「もさはスコープを使わないって?私は大砲よ」が元ネタと言われています。)

最後に

今回は三曲を紹介させていただきました。
あの大変申し訳ないのですが、ネタが尽きてしまうのでちょくちょく最近気になった曲についてや音楽ジャンルについてなど語らせていただきます。
頑張って書いていきますのでフォローとスキをよろしくお願いいたします。


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