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「“服を着るならこんなふうに”が描くファッションの闇を語ろうじゃないか」最速でオシャレになる道をゆるゆる歩く方法

服を着るならこんなふうに、という漫画をしっているだろうか。

以下のWebサイトで好評連載中の ファッションなんとか漫画である

服を買いに行く服がない の代名詞

「服を買いに行く服がない!!」というネタがすっかり

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主人公の画像がデフォになっていることからも影響のすごさがお分かりいただけるだろうか!!?

もうザキヤマさんである。アンタッチャブル(触れるな、怪我するぜ)である。「くるーーーーーーーーー!」である。
きたーーーーーー!の物真似が、くるーーーーーーー!に侵食されてもうオリジナルみたいな感じの芸である。もはや、もうこれといえばあれ!
「着ていく服がない」といえば、「服着る」である!(なんかうまいようなかんけいないような言い回しになった)

さて、この漫画、服に興味のなかった社会人の主人公が、かわいい妹にファッションのハウツーを説いてもらうというなんとも羨ましい話なんだよ!!

ちなみに第一話くらいの妹さんは黒髪高校生なのに、大学生に上がったら茶髪になっているんだ!! 女の子すごい!!!!

まぁとりあえず、なぜ! この服着るがすごいのかは別記事にて語らせていただきました!

なぜかこの記事だけやたらめったら読まれてるんだけど、やっぱり服着るだから?? そうなの? 

とりあえず、これを読めばファッションの第一歩を踏み出すことができる!
服はチートアイテム! 自己啓発は難しいけど服は着るだけ!人生が変わるぜ!!!!!! と甘くないのが世の中だ!!!!!!!!!!!!!!!

いや、変わることもあるし、変わった人がいるかもしれないけど、まぁ、しかし! 踏み出した後にもまだまだ人生は続く!!!!

制服デートはもうできないかもしれないけど(厳密には0%ではないかもしれないし、着ればいいだけならできるだろうし、それはそれでありかもしれないけど、デートはあれか室内ならセーフなのかな?)、とりあえず、そこそこ生活は続く!

そこにはこんな罠があるぞ!!!!

全身ユニクロでユニクロ店内に入る問題

たまにね!!!! たまにあるよね!!!!
アウターとかめっちゃ目立つけど、もう、ユニクロUのブロックテックコート、定価でかったのに、9990円価格になっている横を着て通るという苦難!!!!

いや、別に定価で買ったことも、9990円で売っていることもいいけれども、なんとなく、そこにセールかかっているコートを着て、店内を闊歩することのいたたまれなさ!!! まだまだ修行がたりないぜ!!

たまーにほんとに上から下までユニクロで、靴だけはさすがにちがうぜ! とかくらいで、ユニクロに入っちまうことはあるよね!

別にユニクロは好きだし!!! いいものだし!!!!

数回いけばなんとか慣れる!!!!!! 慣れ!! 
「ああ、ユニクロに行きたいのにユニクロしかない!! どうしよう!」 と悩んでいる君! それはそれでなんとかなるぞ!
じゃっかん、試着してるんじゃないかと勘違いされないかとへんないらん気苦労をするけれども、大丈夫だったから大丈夫だ!!

どうしてもダメだったらGUを着て行け!!!

しかし、これは闇なのか・・・・? とここまで読んで思ったあなたは正しい!

今回はマジで闇を説く! それは服着るの本編(第二巻)に描かれる。

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あ! 違った!!

ファッションハイテンション 情熱と熱狂の間

これ!!

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なんか最近自分の部屋で見覚えがあるようなないよう。。。。

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それはおいておいて! このエピソード!!!!
これは主人公が 美女販売員に貢がされて欲しくもない服を買わされたエピソード・・・・・ではない!!!

服に興味を持った主人公が「ファッションハイテンション」になってめちゃくちゃ買い物をして、貯金をはたいてしまう、というエピソードである。

話的にはちゃんと着地するんだが、服を好きになるのはいいけれど、自分のキャパ超えたファッションは自戒自戒というエピソード。

いや、ほんま。注意喚起だとは思うけど、このエピソードが入っていることで
服を着るならこんなふうに、は「面白い」と思う。

いや! ふつうのハウツーだったら、
ファッションを好きになる → 物事がうまくいく → happy!
でおわると思うねん!!

逆にそれでええやん! ファッションを頑張るとこんないいことがあるよ! と伝えるだけでも。

ミニ四駆の世界選手権で優勝を目指す漫画で、「いや、あんまりミニ四駆にのめり込むよりも大切なことあるよ」とかいったら、冷めるやん! 

それでなくとも、ふつうのこういう漫画というのは コア となるものを唯一無二の魅力的な対象と描くのがふつう。

だって、そうでないと主人公が、それをはまる理由がうまれないから。現実には野球だって、サッカーだってバスケだって、なんでもスポーツはやったら楽しいだろうけれども、そのなんかの漫画を描くときは、それをなによりも魅力的にかかないと、それを描く意味がなくなってしまうやん。

「どれも楽しいけど、なんとなく俺、バスケ好きです! 嘘じゃないです」とか言われても、あれやん!!

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でも、そうではなく、ファッションはあくまで人生の一部。
あくまでもツール。
それが描かれることで、よりいっそうのリアリティが生まれるという妙。

服に気遣うことで生まれること、気持ちは偽りなく、けれどもそれは絶対ではない。

ファッションは大事、面白い。でも、ファッションは至高ではない。

絶対にふつうの ジコケイハツ本だったら、もう服を着るだけで 仕事ができるようになって、モテて、人の心が手にとるようになり、あれよあれよと大成功! なぜか万病も治って、家族円満、億万長者! となると思うんだけれども、あくまでも描かれる、ちょっと素敵な物語。

だから なんかファッションが説かれるんだけど、穏やかな気持ちになるんだろうなぁ、思った次第です。

たかが服のことなんですけどね。

たかが服なんですから、

たかが服のことなんですけどね。とオシャレになっていってみたいじゃないですか。

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ちなみに届いた段ボールはすぐ開けたほうがいいよ!!!
あとになるほどめんどくなるから!!

オシャレへの道はまだまだ続く!! ではまた!!

最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy