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「“服を着るならこんなふうに”のなにがすごいかを語ろう」最速でオシャレになる道をゆるゆる歩く方法

「服を着るならこんなふうに」という漫画を知っているだろうかーー?

ウェブ媒体で好評連載中。単行本も出ている本作。

ちょうど今日、まとめさんの動画にも登場していたMB氏原案の漫画。
ドレスとカジュアルのバランスによるファッションロジックを知るのに最適な本。そもそもマンガだから読みやすいよね! というのももちろんあるけれども!

ここからMB氏やそのロジックを知ったという人も多いのではないだろうか。

漫画という読みやすさ、主人公への共感しやすさ、ファッションロジックのわかりやすさ、絵柄の良さもろもろあるだろうが、もっとも一番ビビッときたはどこか!!!

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↑ユニクロ ↓スキニーフィットジーンズ

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ユニクロとスキニーフィットジーンズ

この二つ!! この二つが登場したことだ!!!!

すでに巻数が増え、物語や登場人物、本編の魅力の幅は広がっているが、
もっとも根本となる リアルなファッション感 を変えた というのはこの二つーーもっといえば、ココでコレを買え という明確なーーどこまでもリアリティがあり、現実可能で、具体的なメッセージと表現!!!!!!

これが 服着るを 服着るたらしめん魅力というよりもチカラだと称えたい!!
※当初はユニクロがウニクロと表現されてたらしいけど。

喩えるなら、漫画を漫画で喩えるなら!!

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バクマンにとってのジャンプ!!
バグマンの魅力は原作の深さや描写、作画の緻密さ、もろもろではなく、その根元は 週刊少年ジャンプ という舞台を元に描かれる世界!!
これがバクマンが他の漫画家漫画との違いだろう。リアルとフィクションの境界があやふやで、ありえないことに対してのありえそうさ、とそれでもやっぱり漫画としてあるかないかの魅力。

それはやはり、現実に存在する ジャンプという雑誌を舞台に、ジャンプ作家がジャンプに連載する、ということで、髄まで味わえるリアリティの伴う虚構!!

最後の方になると、あれ? あのライバルっぽいキャラ、どうなったっけ?的なことがもろもろあるし、あれかもしれないが、この漫画の魅力の土台と、ぐっと引っ張り込むチカラは ジャンプ というものがあってこそ、広がるもの。

で、服着る。

ユニクロで、スキニーフィットジーンズの黒 を買うといいぞ!!!

このメッセージこそが、現実みを帯び、行動を引き起こしてくれる!!

これが、

「黒い細身のボトムス、ジーンズの真っ黒なスキニーフィットとかを適当な店で買ったらいいよ! わからなかったら店員さんに聞いたら教えてくれるよ」

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とか言われたら絶対に行動しない!!!
行動している奴は、そもそもファッションに一歩踏み出せなくて、この本を手にとってないよ!!!

料理の適量が一番よくわからないのと一緒!!!!
少々ってなんだよ! この辺のニュアンスがわからなくて、聞いているんだ!!
的な。

魚の釣り方を覚えてもらうために、あえて魚をあげる

いや、そんな即物的なものじゃなく、魚の釣り方を教えるべきだ! というのもわかる!

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魚を与えただけではその時だけ。釣り方を覚えれば、食いっぱぐれない的な。

わかる!!!!!!!!! そして、氏のロジックはそれを目指しているのだろう。

しかし、めっちゃ腹減ってる時に魚食べられなかったら、ややん!?

それに魚を食べてみないと、「いや、そもそもそれ食べられるの?」とかなっちゃうやん多分!
そもそも、なんとなーく、ファッションに興味はあるけど、難しくてよくわからない人ってのは喩えるなら、
魚は食べられるか食べられないかよくわからないし、食べられたらいいのかもしれないけど、死ぬわけじゃないし、まぁ、、、くらいな感じやん? 多分

なので、食べてもらって うま!!! うまい!!! 栄養もあるし、腹いっぱいになったら元気になる!! 的なことを知ってもらわないと、魚を釣るメリットが内発的に生じないと思うんですよ。

そういう意味で、これだ!!! ということで、まずはファッションを知ってもらって、 あれ? よくね?! という気持ちと体験をしてもらうことがなによりもキモで、それが ユニクロで黒スキニーなのだとおもう!!

ここから可能性が広がって、もっとちゃんと 魚の釣り方を知っとこう とか思うわけなんじゃないかなーと思うわけです。

そんなこんなで、もし未読の方がいたら! ぜひ!ご一読を!!

ちゃんとマジメにされた紹介をされている方もいるのでよろしければこちらも!

ではでは!

オシャレへの道はまだまだ続く!! ではまた!!

最後まで読んでくれて thank you !です。感想つきでシェアをして頂けたら一番嬉しいです。Nazy