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XG - WOKE UP 和訳・意訳・歌詞解説

え、めっちゃかっこよくね・・・?

ちょっと一旦ChatGPT先生にどんな歌詞か聞いてみましょう。
5/21 追記:ちょっと翻訳を見直しました。
5/23 追記:表題に「歌詞解説」とありますが、1つの解釈としてお楽しみください。


日本語訳・意訳


[Verse: Jurin]
Yeah
I've been here waiting lookin' at 'em
私はここで待って、彼らを見つめていた
Tryna catch up take it how you wanna take it
追いつこうとしているけど、どう思うかは勝手にして
Left the place in panic
パニック状態な場所を離れるよ
Left to take another planet
別の惑星に向かうため(次元の違う新しい挑戦をするため)
Left to make another statement
そして新しい時代を作るためにね
XG baby say the names right
XGの名前を正しく覚えてよ
Spell it out so u can learn it
スペルを覚えて、ちゃんと学んでね
You can smell the tires when they turnin'
タイヤが回るときの匂いを感じるでしょ
You can smell the fire when it's burnin'
火が燃えるときの匂いを感じるでしょ

[Verse: Harvey]
You can tell we all made it work for us
私たち全員が成功を勝ち取ったことがわかるでしょ
Made it but we had to work for it
だけどそのためには努力が必要だった
Work work work so perfect
働いて、働いて、働いて
That it hurt don't it? surf on 'em
痛いほど完璧でしょ?あいつらの上をサーフィン(圧倒)
Right away ride the wavе ride away
すぐに(トレンドの)波に乗って、すぐに去る
Cause we had thе right of way
私たちには進むべき道があったから
Bye-bye-bye flying past then we fly away
さようなら、飛び去っていこう
Into outer-space
宇宙の彼方へ

[Interlude: Chisa]
Drop top in a coupe outside
When I hop up out of this plane
この飛行機から飛び降りるとき
外にはオープントップ(コンバーチブル)のクーペがある
Look at my fit right now
When I just walked outta my bed
ベッドから出たばかりの今の私のファッションを見て
Fix my hair and fix my make up on the way
髪を整え、メイクを直しながら
Bound to the next stop
次の目的地に向かっている
Bound for the great
成功に向かっている
Make 'em bow down to the X (uh)
みんなをXにひれ伏させる

[Verse: Maya]
A little more than ordinary honorary
ちょっと普通よりも特別な名誉
Underestimated leavin' all you broke
過小評価していたやつに痛い目を見せる
I'm the judge and jury I don't wanna hear it
私は裁判官で陪審員、そんな意見や批判は聞きたくない
I'm the one they fearin' keep it on the low
あいつらがひっそりと私を恐れている
This is automated I'm the motivator
成功は自動化されたもの、私はモチベーター
Told my haters "Yo, more the merrier"
アンチに言った、「もっと来いよ」と
Y'all my entertainment fascinated
あんたたちは私のエンターテインメントに夢中
I'm just laughing cuz it's so hilarious
マジでウケるんだけど

[Verse: Cocona]
Little girl with a big mouth uh
ビッグマウスな小さな女の子
Small group with a big house yeah
小さなグループだけど成功して豊かな生活を送っている
Big watch on the wrist now uh
今は手首に大きな腕時計をつけている
I just thought of that flow now just now
今そのフローを思いついたばかりなんだけど
Put a little more down for the buss down
もっと高価なジュエリーのためにもう少し出資する
Went on tour on a bus and tore the bus down
バスでツアーに出て、そのバスをぶち壊した
(パフォーマンスが最高で観客が大いに盛り上がった)
Everything custom now
今は全て特注品
Fans rushin' out
ファンが押し寄せている
Security had to push me out
セキュリティが私を押し出さなきゃならなかったんだよ

[Verse: Jurin]
48 laws of power
権力を手にする48の法則(※ロバート・グリーンの有名な書籍)
Little girl with a big motor on a kid tho mhm
大きなエンジンを持った小さな女の子
Watch me rip tho
私がぶちかますのを見てて
Watch me snap like motorola flip phone mhm
モトローラのフリップフォンみたいに私がパチンと決める(成功を収める)のを見てて
I don't wanna hit you this hard on a intro
イントロでこんなに強く当たりたくないんだけど
Bring that bounce like 64
64(1964年製のシボレー・インパラ)みたいに跳ねて
Find me in Tokyo rappin' in a skirt
東京でスカートを履いてラップしている私を見つけて
Are you catchin' my drift tho
私の言いたいことがわかる?

[Refrain: Hinata]
Woke up lookin' like this
私ってありのままでこんな感じ
So don't get under my skin
だから私の気に触らないで
Woke up lookin' like this
Like this
私ってありのままでこんな感じ
Woke up lookin' like this
私ってありのままでこんな感じ
So don't get under my skin
だから私の気に触らないで
Woke up lookin' like this
Like this
私ってありのままでこんな感じ

[Verse: Juria & Hinata]
Light flex go easy
さりげなく自慢、でも気楽に
Tag it up graffiti
グラフィティでタグをつける
Drop a pin or addy
行き先を知らせてくれたら
That's where I'll go
そこに行くよ
Rip the show and that's all I know
ショーをぶちかますだけ
I'm super visioned
私は明確なビジョンを持っている
Y'all just built on superstitions
あんたたちは根拠のない噂や迷信に惑わされている
Watch me do
Everything everywhere
All at once all the time
All around the world
いつでもどこでも世界中で、私が全てをやるのを見てて(※映画エブエブのリファレンス)

[Verse: Maya]
Woke up lookin' like this
私ってありのままでこんな感じ
So don't get under my skin
だから私の気に触らないで
X G A L X
And that's the name of this ship “And that's it!”
XGALXがこの船の名前、それだけ
Den mother mother wolf
So don't make fun of my kids
私は母狼だから私の子供たちを侮辱しないで
We all fam and stand tall now
私たちはみんな家族で、今は堂々と立っている
So don't talk down on my kin hey
だから私の仲間を見下さないで

[Verse: Harvey]
Welcome to the party
パーティーへようこそ
Floatin' like it's mardi gras yeah
マルディグラ(ニューオーリンズで有名なカーニバル)のように(楽しくて)浮かんでいる
You can call me HARVEY
私をハーヴィーと呼んでいいよ
But I'm not your barbie doll yeah
でも私はあなたのバービー人形じゃない
Hardy hardy ha laughin' at 'em
ハーディハーディハー、あいつらを笑っている
While we blast away
私たちが爆発的に前進してる間にね
Black on black on black
黒づくめの服装で
Outfits all packed away
荷造りができている(いつでも準備が整ってる)

[Verse: Cocona]
C to the O-C-O
CからO-C-O
That's me lord have mercy
それが私、主よ、慈悲を示してあげて
Young queen but I act like an unnie
若いクイーンだけど、オンニ(お姉さん)みたいに振る舞う
Young blood but I'm built like an OG
若い血だけど、OG(ベテラン)のようにできている
Gotta lift weight for the bags
お金を稼ぐために努力しなきゃ
Lookin' real fit for the mags
雑誌の表紙に載るためにバッチリ決めなきゃ
And I'm a wolf in a pack
そして私は群れの中の狼
So I just woof and attack uh huh
だから私は吠えて攻撃する

[Outro: Hinata]
Woke up lookin' like this
私ってありのままでこんな感じ
So don't get under my skin
だから私の気に触らないで
Woke up lookin' like this
Like this
私ってありのままでこんな感じ
Woke up lookin' like this
私ってありのままでこんな感じ
So don't get under my skin
だから私の気に触らないで
Woke up lookin' like this
Like this
私ってありのままでこんな感じ

英詞部分:https://genius.com/Xg-woke-up-lyrics

スラングっぽい箇所


  • Tryna: 「trying to」の略。「~しようとしている」という意味。

  • surf on 'em: 「彼らの上をサーフする」という意味のスラング。相手を圧倒するニュアンス。

  • ride the wave: トレンドに乗る、成功するという意味のスラング。

  • Drop top: オープンカーのこと。

  • coupe: クーペ(2ドア車)のこと。

  • keep it on the low: 秘密にする、内密にするという意味のスラング。

  • Y'all: 「you all」の略。南部やカジュアルな英語で使われる。

  • buss down: 高価なジュエリー、特にカスタムメイドのものを指すスラング。

  • tore the bus down: 大成功を収める、観客を盛り上げるという意味のスラング。

  • tho: 「though」の略。「だけど」という意味のカジュアルな表現。

  • rip tho: 強く、うまくやるという意味のスラング。

  • snap like motorola flip phone: 「snap」は「うまくやる」という意味のスラング。モトローラのフリップフォンがパチンと閉じる音を指している。

  • 64: 1964年製のシボレー・インパラのこと。低車高の車として知られている。

  • catchin' my drift: 私の言っていることがわかる?という意味のスラング。

  • get under my skin: イライラさせる、気に障るという意味のスラング。

  • Light flex: 控えめな自慢という意味のスラング。

  • Tag it up: グラフィティで署名すること。

  • Drop a pin or addy: 位置情報や住所を送るという意味のスラング。

  • Rip the show: ショーを成功させるという意味のスラング。

  • Den mother: リーダー的な存在を指すスラング。

  • fam: 「family」の略。親しい友人や仲間を指すスラング。

  • kin: 家族、親族を指す。

  • Floatin' like it's mardi gras: マルディグラ(四旬節前の最後の祝祭日)のように浮かんでいる、パーティーのように楽しんでいるという意味のスラング。

  • Hardy hardy: からかう、笑うという意味のスラング。

  • blast away: 勢いよく進む、圧倒するという意味のスラング。

  • unnie: 韓国語で「姉」を意味する言葉。ここでは親しみを込めた表現として使われている。

  • OG: 「Original Gangster」の略。尊敬されるベテランを指すスラング。

  • bags: お金、収入を指すスラング。

  • mags: 「magazines」の略。

  • pack: 仲間、グループを指すスラング。

  • woof and attack: 犬が吠えて攻撃するように、強く出るという意味のスラング。

歌詞の面白い部分


  • Left the place in panic / Left to take another planet

    • パニック状態の場所を離れ、別の惑星へ行くという壮大な例えがユニークです。

  • You can smell the tires when they turnin' / You can smell the fire when it's burnin'

    • タイヤの回転や火の燃える匂いを感じるという具体的な感覚を例えに用いています。

  • I'm the judge and jury I don't wanna hear it / I'm the one they fearin' keep it on the low

    • 自分を裁判官と陪審員に例え、恐れられる存在として描写しています。

  • Told my haters "Yo, more the merrier"

    • アンチに対して「多いほうが楽しい」と言う表現が面白いです。

  • Put a little more down for the buss down / Went on tour on a bus and tore the bus down

    • 高価なジュエリーに投資することと、ツアーバスを壊すほどの盛り上がりを対比的に描いています。

  • Watch me snap like motorola flip phone

    • モトローラのフリップフォンのようにパチンと決めるという比喩がユニークです。

  • Bring that bounce like 64

    • 1964年製シボレー・インパラのように跳ねる、という低車高車文化のリファレンスが面白いです。

    • (筆者追記)「Skirt」でタイヤが急ブレーキや急カーブで「スキッド(skid)」する動きや音を指すスラング、「Catchin' my drift」でドリフト走行(車がコーナーを滑るように曲がる動き)を指すスラング、さらに合わせて、「Tokyo Drift」で映画「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」に言及している可能性が高いです。車関係のリリックで面白いですね。

  • Den mother mother wolf / So don't make fun of my kids

    • 自分を狼の母に例え、自分の子供を馬鹿にしないでという強気な母性を表現しています。

  • Floatin' like it's mardi gras yeah

    • マルディグラのように浮かんでいるという表現が楽しげで印象的です。

  • You can call me HARVEY / But I'm not your barbie doll, yeah

    • 自分をハーヴィーと呼ぶことは許すが、バービー人形のように扱わないでという表現が強気です。

  • Young queen but I act like an unnie / Young blood but I'm built like an OG

    • 若い女王だが、オンニ(年上の女性)として振る舞う。若いが、OG(ベテラン)のようにできているという対比的な表現が面白いです。

結局「Woke Up」ってどういう意味だってばよ…?


「Woke up」というフレーズには、以下のようなニュアンスがあります。

  1. 自信と自然な魅力:

    • 「Woke up lookin' like this」(こんな風に目覚めた)というフレーズは、自分が自然に素晴らしい状態で目覚めたということを強調しています。努力せずに、すでに魅力的であるという自信が感じられます。

  2. 強さと自己主張:

    • 「So don't get under my skin」(だから私の気に触らないで)というラインと組み合わせて使われることで、自分自身に誇りを持ち、他人に影響されない強さを示しています。自分の価値や魅力を強く主張するニュアンスがあります。

  3. 自然体での成功:

    • 自然体でありながら成功していることを表現しています。特にHIP-HOPの文脈では、努力や苦労を経て成功するというテーマがよく見られますが、このフレーズでは「努力せずに」という感覚を伝えることで、逆にその努力や才能の裏にある自信を強調しています。

まとめると、「Woke up」は自然な自信と魅力、強さ、自分の価値を誇りに思う態度を表現するためのフレーズであり、特にHIP-HOPのリリックでは、自分のアイデンティティとその強さを強調するために使われることが多いです。

「Woke up」を日本語に訳す場合、そのニュアンスをしっかり伝えるために以下のように表現するのが良いでしょう:

  1. そのままの自分で:

    • 「こんな風に目覚めた」

    • 「このままで起きた」

  2. 自然体で魅力的に:

    • 「自然体でこんな感じ」

    • 「ありのままでこの状態」

  3. 自信に満ちて:

    • 「自信満々で目覚めた」

    • 「完璧な状態で起きた」

歌詞全体の文脈を考慮すると、最も自然で伝わりやすい表現は「こんな風に目覚めた」や「ありのままでこの状態」です。これらの表現は、自然な自信と魅力を感じさせるニュアンスを持っています。

おまけ:5/25横浜行ってきました


行ってきましたThe First Howlへ。ネタバレ注意。


「WOKE UP」ライブ版もバチバチにかっこ良かったですね〜。(ちょっとライブ初っ端あたりリバーブきつくてラップ聞き辛くない?とは思っちゃったが)
まぁライブとして最高に楽しめました。当ページの意訳を持ってライブを楽しめた方がいらっしゃったんなら、よかったなぁと思います。

にしても、以下ユーザー投稿のライブ動画ですが、「LEFT RIGHT」のリミックス良すぎませんでしたか・・・?本当に音源化求む。