七瀬晶(ななせひかる)

「こころ不思議な転校生」ほか、SF・ファンタジー・ミステリ・時代物など手がけている作家…

七瀬晶(ななせひかる)

「こころ不思議な転校生」ほか、SF・ファンタジー・ミステリ・時代物など手がけている作家です。 言葉、音楽、イラスト、ゲームやーーいろいろなもので表現して世界を作って心の中を分かち合える人工物(=アート)が大好き。 人間に生まれてよかった~!nanasehikaru.com

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  • Serendipity 公演までのカウントダウン

    Serendipity公演予定の2023年2月まで、企画の状況を少しずつお知らせしてまいります。

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Serendipity セレンディピティ

ひょんなきっかけから、思いがけない出会いが、新しいクリエイティブが生まれることがある。 最近、Serendipity というタイトルでコンサートをやろう! という企画にお誘いいただいた。 オペラ歌手、アンサンブル、ジャズアーティスト、そして私のような作家と、いろいろな畑違いの人達が集まってコンサートをすることになった。 私の担当する作家×コンサートの部では、オリジナルの物語を書いて、それにあわせて朗読や音楽をあてていくことになった。 コンサートは来年2月の予定。 さま

    • Serendipity One いよいよ2/4開催!

      「思いがけない出会い」をテーマにした音楽イベント、いよいよ開幕~。 声楽家、オペラ歌手、フルートにホルンに四重奏、ピアニストにドラマー…… プロとアマチュア、総勢25名の出演者が集まって、期待が高まります。 七瀬晶初の音楽劇脚本が、どんな舞台になるのかも、とても楽しみ! 出演者さん達のインタビューも掲載されてます。 http://nanasehikaru.com/serendipity/ 音楽を愛する心が、胸にしみます。 それに、とっても楽しそう!

      • 年賀状の意味&おみくじ作ってみたよ

        年賀状じまいをしてしまう人も多いと聞く。 たしかに、年の瀬ってなぜだか毎年忙しくて、年賀状書くのも一苦労。 だけど、年に一度しか連絡を取り合えない仲というのもあって、そんな相手 こそが私には大切だったりもする。 今年一年をふりかえって、来年に向けて、図案や文章を考えrう。 一年前の相手からの年賀状を見ると、懐かしい思い出が走馬灯のように蘇る。 会いたいな、と思う。心から。 一人一人にコメントを添える。 社交辞令だと感じる人もいるかもしれないけれど、私は、書き言葉には絶対に嘘

        • Serendipity One チケット販売開始しました!

          音楽イベント、Serendipity Oneの公式ホームページがオープンできました! Serendipity One ~ 声楽家×作家×ジャズ (nanasehikaru.com) 異なるジャンルのかけ合わせによるセレンディピティ(思いがけない出会い、新しい発見)を目指したコンサート。 七瀬は第二部の音楽劇に、オリジナルの脚本を提供しています。 物語 響香は音楽大学でフルートを学んでいましたが、コロナ禍で就職先が見つからなくなり、意気消沈しています。 そんな時、アルバ

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        • Serendipity 公演までのカウントダウン
          2本

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          Serendipity 思いがけない出会い、新しい発見

          2023年2月4日の音楽イベント「Serendipity」のイメージビデオアップしました。 小説、オペラ、合唱、ジャズ などさまざまなジャンルの表現者が集まって、新しい出会いの場を提供しようというコンサート。 私、七瀬晶の描き下ろしたオリジナル音楽劇も上演予定で、どんなものになるか楽しみにしています。 もうすぐパンフレットもできそうなので、できたら情報アップしていきます!

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          無意識と仲良くしよう ①あなたは社長

          あなたは社長 ある時気づいた。 そうか、私は社長なのだと。 そしてあなたも彼らも社長なのだと。 突然何を言い出すのかと思うかもしれないが、「私」、というか「私は私だ」と思っている私の「意識」は、社長みたいなもんじゃないかということである。 「私は私」と思っている「意識」は「私全体」のごく一部 そして、この「狭義の私」である「意識」というのは、「広義の私」から見ると氷山の一角に過ぎない。 なぜなら、「広義の私」には「無意識」が含まれる。 そしてその「無意識」とは、実は「私

          無意識と仲良くしよう ①あなたは社長

          久しぶりのオフィス 幸せな一日

          コロナ禍の影響でテレワークがすっかり普及し、念願の在宅ワークの日々。 外出もめっきり減ってはや3年目になる。 たいがいWEB会議とチャットで忙しくしているので、さみしくはない。 逆に、一緒に仕事していなかった人同士でもチャットで気軽に質問できるし、助けあえる。 いいね、や、♡が飛び交う、なかなか素敵な職場である。 コロナの最中にオフィスが移転になった。 返却物があって久々にオフィスに出社したが、来たのはほんの数回。 フロアもがらがらだ。 ガランとしたオフィスで、指定されたロ

          久しぶりのオフィス 幸せな一日

          結論の書き方

          結論から書くのが大事、と最近よく言われている。私は疑い深いのでこう考える。それって本当? 結論ってそもそもどこに書くべき? 今はやりの結論・理由・理由・理由・結論スタイルなら、はじめと終わりで二度書くのだろう。 結論はとても大事なので、一度ならず最後にもダメ押ししておく、というわけだ。 逆に、起承転結スタイルなら、結論は最後にやってくるはずだ。 ・・・あれ、本当かな? 小説の最後を見てみよう 小説は一般的には起承転結スタイルで書かれていることが多い。 前回の記事でも書い

          起承転結の「起」 Hikarism

          導入は新しい世界へいざなう扉 起承転結スタイルはビジネスでは使えない、という意見の中に、「起」から始まると人の興味を引けないから、というのがあった。 大いなる誤解である。 小説を書いたことのある方なら、一行目の大切さは骨身にしみていることだろう。 起承転結の「起」は、読み手(聞き手)の心をぐうっと引きつけるものでなければならない。 話の導入部分なのだから、とてもとても大切である。 一番有名な出だしは、やはり 国境の長いトンネルを抜けると、雪国であった。 だろうか。暗

          起承転結の「起」 Hikarism

          惹きつけるタイトル - Hikarism

          刺さるタイトル 広く刺さるタイトル、というのは確かにある。 通りすがりにタイトルと見出しを見て、思わず二度見してしまうような本もあるし、広告の間にちらっと出てきて、ついクリックしたくなるタイトルもある。 私がクリックする記事は、だいだいこんなようなものだ。 1)もともと興味があった話題 2)自分と同じ意見/反対の意見 3)意外性のあるタイトル 1・2は中身にも関わるので置いておいて、ここでは、一般的に刺さると思われる3について考えてみたい。 タイトルで有名になった本として

          惹きつけるタイトル - Hikarism

          結論から書かずに - Hikarism

          結論から書かなきゃいけないの? 結論から書け、と言われるようになったのって、いつからだろう。 私の記憶にあるのは、たしか高校生のころ。 論作文を授業で習った時だった。 それまで、私が目にする論文は、まったく逆で、たいていは、  起・承・転・結 のスタイルだった。 私はそのスタイルで書くのが得意で、作文や論説文ではいつも、高い評価をもらっていた。 けれど、論作文の先生は、次のようなスタイルで書くようにと命じた。  私は、〇〇は△△であると考える。  その理由は、第一に…

          結論から書かずに - Hikarism