見出し画像

エッセイを読み終えて感動した後に、巻末の著者紹介を読んで絶望してしまう

こんばんは。今日もお疲れ様です。

私は最近、強迫観念にかられることが多々あり、勉強やアルバイトをする意欲を失いかけています。そこで、本棚の奥に眠っているエッセイを取り出し、自分の人生を豊かにする秘訣を再確認することにした。
とにかくこのエッセイの作者は高校生時代やりたい放題だった。つまり、高校生のうちは失うものがないかつ若いからなんでもできる(常識の範囲内でなら)ということを著者は伝えたかったのだろうか。この本を読み終えた時、私は「失敗を恐れずに好きなことを好きなだけやってやろう」と思った。もちろん常識の範囲内で。そう悟った時、私は肩の荷が下りた。

「そういえばこのエッセイの著者は何者なのだろうか」
研究熱心な私、ななせまるちゃんは巻末の著者紹介のページに目をやる。
「○○高校、○○大学△△卒」
 ↑(○○の部分はあえて書きませんが、いずれも有名かつ難関)
ここでななせまるちゃんは絶望した。なぜなら、この著者は少なくとも自由気ままに、やりたい放題過ごしていた高校生時代から既に天才だったということを。確かに自分の信念を貫いている人は天才が多い。

そう解釈することにした。エッセイを書く人は大体元から天才。どんなに失敗、挫折したとしてもポテンシャルがきっと最初から高い。そう解釈した私はそのエッセイを閉じ、本棚の奥にそのエッセイを戻した。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?