乃木坂46「のぎ動画」のドメインについて調べたら色々わかった話
※この記事には推測・憶測・妄想が多分に含まれています。というのをご理解の上お読みくださいませ。
先日、乃木坂46が定額制動画サービス「のぎ動画」のサービスを開始するとのリリースがありましたね。
乃木坂46の初映像化ライブ・舞台映像などが見放題な定額制動画サービス「のぎ動画」がスタート! 収益の一部を日本赤十字社へ寄付
乃木坂46合同会社は、2020年6月21日(日)21時より、自宅でも乃木坂46の動画を楽しめる定額制動画サービス「のぎ動画」の提供を開始いたします。
本サービスでは乃木坂46の初映像化ライブ・舞台映像、すでに映像商品化されたライブやCD特典映像等をお楽しみいただけます。それ以外にも様々な動画コンテンツの配信も予定しております。
これまでの映像をいわゆるサブスクで配信、ということでいちファンとして大いに期待しています。
ファンの間では周知のように、乃木坂は特にライブに関して、歴代バースデーライブの他は2017年の東京ドーム公演ぐらいしか個別にパッケージングされての映像化はされてきませんでした。アンダーライブやバスラ扱いではない真夏の全国ツアー(2019・2017神宮)などが映像コンテンツとしてリリースされれば、それらをちゃんと纏まった映像で見たいという長年の願いがようやく叶うことになります。
のぎ動画の配信ページは誰の手で?
さて、そんな今回の告知を聞いて思った事がひとつ。
それは動画配信のプラットフォームを誰がどう作って配信していくのか?ということです。
前例に詳しいわけではないですが、アーティスト個別のコンテンツを独自のプラットフォームで有料配信していく…ってのは聞いたことがありません。いったいどういう形になるんだろうか?と素朴な疑問が浮かびました。
「だいたいぜんぶ展」みたく、ソニーミュージックが乃木坂というコンテンツを使ってそういうビジネスモデルをローンチさせるのかな?ソニーグループのコンテンツ事業展開を睨んだ、ソニー系謹製のプラットフォームだったりするのかな?などと想像(妄想)が膨らみました。
で、実際のところどんな感じなのか。何かヒントが欲しいな~と考えた結果、サービス開始が告知されてるんだからドメインはとっくに取得されてるだろう!ということで、とりあえずドメイン検索をしてみることにしました。
使用したのはこちらのページ。
例えば乃木坂46公式サイトのドメインである「nogizaka46.com」で検索すると、
Creation Date: 2011-06-16T00:21:41Z
Registrant Name: Yu Kikuchi
Registrant Organization: Sony Music Records.Inc
となっています。Creation Date(登録日)の2011年はまさに乃木坂46の結成年。Registrant Name(登録者名)のYu Kikuchiは十中八九あの菊池マネージャーのことでしょう。検索結果をよく見ると市ヶ谷のSMEビルの住所まで出てきます。
(余談ですが市ヶ谷駅前の総武線沿いの釣り堀、最初は西野七瀬ソロ曲『釣り堀』の歌詞のモチーフだったりするんでしょうか。「電車がゴトゴト走る」という歌い出しですが。)
のぎ動画の方に話を戻します。
公式TwitterのIDが「@nogidoga46」なので、「nogidoga46.com」で検索…したところ空振り。早速整合性が崩れてきてるが大丈夫か?「nogidoga.com」で無事にヒットしました。その結果…
Creation Date: 2019-07-09T02:22:48Z
去年の日付!遅くとも昨夏ごろには「のぎ動画」のプロジェクトは進行していたようです。
ちなみに2020年5月末現在、このドメインでそれっぽいアドレスを入力してアクセスを試みるとユーザー名とパスワードを要求されます。Webサイト絶賛工事中のようです。まさに乃木坂工事中。中の人の皆さん、頑張ってください。
そして誰が登録したのかについて。
Registrant Name: Yuta Iizuka
Registrant Organization: CAM, Inc.
…誰?(無知)
ということで、安定のグーグル検索。
すると、株式会社CAMの社長、飯塚勇太という方がヒットしました。
なんか若い人やな~と思ったら1990年生まれ?わしと一つしか変わらんやん。すご。(深川麻衣世代~~~!!!)
それはさておき、このCAMという会社、「ファンビジネス」事業として乃木坂のモバイルサイトとモバメを手掛けているようです。確かにモバイルサイトの一番下をよく見ると、乃木坂46LLCとCAMという名前が連なっていますね。
推測にすぎませんが、どうやら「のぎ動画」はおそらく乃木坂46LLCが前々から一緒によろしくやっていたCAM社にプラットフォーム制作を投げた…というところのように思われます。
素人の妄想で「ソニーのプロジェクト」「ソニー謹製」をちょっと期待して勝手にロマンを感じていたので少々肩透かし(失礼)
で、CAM社の提供サービス一覧を見る限り、動画サブスク配信のたぐいは前例がないようです。
前例があればイメージ掴めるかな~!?と思っていたので残念。
初のサービスとなれば、きっとより気合いを入れて開発しているでしょう。
個人的な要望としてはとりあえずわかりやすいUIで作って欲しいです。モバイルサイトのレイアウトが個人的にイマイチに感じられるのは…モバイル版ブラウザの限界のせいだよね…?
のぎ動画と46時間TVのつながり
あとこのCAM社、サイバーエージェントの子会社のようです。
サイバーエージェントといえば最近はAbemaTVが有名。
そういえば4回目の46時間TVが6/19~6/21にAbemaTVで放送されますね。
6/19の19時から放送開始の「46時間TV」の放送終了はおそらく6/21の17時頃。「のぎ動画」の公開時間は6/21の21時頃から。
あーなるほど。
「46時間TV」から「のぎ動画」へと、サイバーエージェント系列による華麗なるリレーが行われるということになるようですね。
「46時間TV」のすぐ後に「のぎ動画」がスタートする…ということはなんとなく知っていましたけど、大元が一緒ということはこの時間設定はちゃんと意図されたものだと考えていいでしょう。
46時間TVがクライマックスを迎えたとき、ヲタクはテンションMAXのヲタクモチベMAXになること間違いなし。
そしてその興奮冷めやらぬ中、サブスク配信をスタートさせると。
…みんなサブスク課金するに決まってるやん!!
商売うまいなーーー!!!
もうかりまんなっっっ!!!
「のぎ動画」の公開時間は6/21の21時頃からとたいそう御丁寧に書かれていたのは、どうやらそういうことのようです。「46時間TV」から「のぎ動画」へと誘導する時間設定であると考えてしまって差し支えないのではないでしょうか。
今回の「のぎ動画」のスタートと「46時間TV」の放送はおそらくセットでプロジェクトが進んでいたんでしょう。第1回から第3回までは6媒体で配信されていた「46時間TV」が今回はAbemaTVが独占配信するということからも考えて、
今回の「46時間TV」の(裏)目的は「のぎ動画」のプロモーションである
なんでしょうねきっと。「はなれてたって、ぼくらはいっしょ!」というテーマは、後付けでしょう(笑)そうであってもいいテーマと思いますけどね。
そういうわけで、46時間TVの内容として、
『1期2期3期4期・期別冠番組コーナー』や、「ABEMA」の人気番組とのコラボレーション企画を多数実施予定
とありますけど、「のぎ動画」で配信する映像の内容を告知してみたり、あるいはチラ見せしたり…なんてことがチラホラあるんじゃないかな?と思われます。しらんけど。
むすび
今回、「のぎ動画」のありようを探ろうとドメインを探りましたが、その結果いろいろと推測(妄想)が広がることとなりました。
乃木坂46LLCとサイバーエージェント系列のプロジェクトだろうということで、勝手に一番期待していた「ソニー謹製プラットフォーム」がなさそうだということが少々がっかりです(笑)
あとは46時間TVとのぎ動画のリレーは、気づいちゃいけないことに気づいちゃったなというしか…(笑)
???「君みたいな勘のいいヲタクは嫌いだよ…」
…「一体いつから勘がいいと錯覚していた?」と突っ込むところ!
一応補足しておくと、私は今回の内容について各所を非難する気は一切ありません。単純にコンテンツサービスの一端が少しだけ見えたような気がして興味深いなというだけです。何事にも舞台裏があるのは百も承知ですし(笑)
相も変わらず、「46時間TV」も「のぎ動画」も楽しみにしています。個人的要望としては、「のぎ動画」はアンダーライブをガンガン配信してほしい。「46時間TV」は選抜メンバーだけじゃなく全員をフィーチャーしてほしい。
いずれにせよ、しっかりヲタクとして乗っかっていこうと思います(笑)
しょうもない内容でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました!
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