ナナロク社

出版社ナナロク社です。書籍やイベントのお知らせ、読み物をお届けします。でも、しばらくは…

ナナロク社

出版社ナナロク社です。書籍やイベントのお知らせ、読み物をお届けします。でも、しばらくは会社からのお知らせもこちらで。noteっぽくない使い方ですみません。

最近の記事

谷川俊太郎・詩、川島小鳥・写真『おやすみ神たち』

○ お待たせしました! 9年ぶりの重版です ○〈魂〉をテーマに 書き/撮り おろした、 谷川俊太郎の詩27篇と川島小鳥の写真102枚 『おやすみ神たち』は、谷川俊太郎と川島小鳥が「魂」をテーマに挑んだ意欲作です。長らく重版未定の品切れが続きお待たせをいたしました、「9年ぶり」の増刷です! 「小鳥さんが撮ったアジアの人や子ども、風景や日常の情景などを見ているうちに自然に魂という言葉が浮かんだが、それを〈タマシヒ〉とカタカナで表記することで、魂の含意を少しずらしてみたいと思

    • 青松輝 歌集『4』4刷の交換について

      青松輝『4』の「4刷」の「あとがき(P.196・197)」部分に、印刷工程で、文字の象形の囲み部分が、一部、黒く塗りつぶれるという現象が、本によって「ランダム」に起きていることがわかりました。 これらは印刷データ上の問題はなく、印刷会社からの説明では「印刷機での大変に稀な現象」とのことでした。 上記の現象がある場合でも「あとがき」そのものをお読みいただくことは可能ではありますが、納品から今回の確認までに時間がかかり、すでに本書(4刷)をご購入の方へ、深くお詫びを申し上げま

      • 「第3回 あたらしい歌集選考会」選考結果発表

        「第3回 あたらしい歌集選考会」のご報告をいたします。 事前登録をしてくださったみなさま、作品をご応募いただいたみなさまに、深く感謝を申し上げます。 「あたらしい歌集選考会」は、ナナロク社から第一歌集を刊行いただく歌人を選考する会を、公開応募として開催したものです。応募の詳細はこちらをご覧ください。第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ|ナナロク社|note なお、第3回の応募総数は325作品です。 1:選考結果発表本日は、応募概要に記した予定どおり選考結果

        • 岡本真帆 第2歌集『あかるい花束』

          8刷累計2万部を突破した『水上バス浅草行き』から2年、 待望の第2歌集を刊行いたします。 2拠点生活の中で詠まれた歌266首と、 装丁の鈴木千佳子さんによる花の絵を束ねました。 【著者より】 歌集を出したあと、私は東京と高知での生活をはじめた。 二つの場所を行き来する中で、考えたことや思い出したことが、短歌になりました。 岡本真帆 【収録歌より7首】 わたしもう、夏の合図を待っている 冬至の長い夜からずっと ただしくよりたのしく歩く 光ってる水が見たくて すこし小走り 本

        谷川俊太郎・詩、川島小鳥・写真『おやすみ神たち』

          伊藤紺 第3歌集『気がする朝』

          『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』につづく、歌人の伊藤紺さんの3冊目の歌集ができました。 【著者より】 12月、ナナロク社より 3冊目の歌集『気がする朝』を刊行します。 掲載歌は102首。 その半分以上がまだどこにも出ていないあたらしい歌です。 2023年はわたしにとって、 もっとも短歌と向き合う年になりました。 歌のひとつひとつに今までなかった発光を感じ、 これが、自分の光なんだと気付きました。 この本を書けたこと、一生誇りに思う。 わたしの最高傑作です。

          伊藤紺 第3歌集『気がする朝』

          東直子 詩集『朝、空が見えます』

          歌人・東直子さんの初めての「詩集」は、1日1行、365日の朝の空を綴った詩に、横山雄さんの線画が彩る一冊です。 「いつものように朝は来る。空が見える。共有できる。そのことのかけがえのなさを、忘れないようにしたいと思うのです。」東直子 【本書について】 2017年1月1日から12月31日まで、Twitter(現在はX)に毎朝、「おはようございます」から始まる一文を投稿し、その日の空の様子を言葉で伝えていました。この本はそれを纏めたものですが、1月1日以外の「おはようございま

          東直子 詩集『朝、空が見えます』

          岡﨑乾二郎『頭のうえを何かが Ones Passed Over Head』

          「ストローク(脳梗塞)は僕にとって恩寵でした。そして深い教えでした。」 造形作家、批評家の岡﨑乾二郎さんは2021年10月に脳梗塞で倒れました。 本書では、その1ヵ月後に麻痺した右手で描いた40作以上の絵と「リハビリ記」(2万7千字)が収録されています。カラー部分だけでも約100頁ある画集であり、示唆に溢れた手記でもあります。 【本書より】 2021年10月30日土曜日の23時でした。知り合いにPCでメッセージを送りはじめたときに指がもつれはじめ、腕から力が抜け、右手も右

          岡﨑乾二郎『頭のうえを何かが Ones Passed Over Head』

          対詩 谷川俊太郎×木下龍也『これより先には入れません』

          谷川俊太郎と木下龍也の書き下ろしの共著を、出版社名が入らない「同人誌」として制作しました。そのため、一般の書籍より、流通が少なくご迷惑をおかけいたします。来年、あらためて、ナナロク社版での販売を検討しております。 さて、本書について。 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。その時々の感情まで知ることができます。 ◎書籍概

          対詩 谷川俊太郎×木下龍也『これより先には入れません』

          青松輝 第一歌集『4』8月刊行(取扱店ほぼ一覧)

          ◎第3刷、出来しました!品切れとなるお店もあり、ご迷惑をおかけいたしました。お近くの書店で本書をご注文される場合、お店の方にお伝えする情報を下にまとめました。 【書店で注文をされる際は、以下の情報をお見せください】 ====== 書 籍:『4』(よん) 著 者:青松 輝(あおまつ・あきら) 価 格:1,870円(税込) 発売中:2023年8月刊行 3刷 ISBN:978-4-86732-022-8 C0092 刊 行:ナナロク社 ※地方小出版流通センター取扱 電話 03

          青松輝 第一歌集『4』8月刊行(取扱店ほぼ一覧)

          第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ

          木下龍也選:1名 岡野大嗣選:1名 登録締切:2023年12月5日 応募締切:2023年12月12日(消印有効) 結果発表:2024年3月下旬予定 ナナロク社から刊行する歌集のための選考会です。 2020年の第1回の開催から、以下の3つを軸に据えています。 1、これまでに歌集を刊行していない歌人を対象とすること。 2、1名の歌人が1作品を選ぶ、偏りのある選考をすること。 3、応募条件・刊行条件を明確にして、才能を広く募ること。 選考を担う歌人を「選考者」、選ばれる作品を

          第3回「ナナロク社 あたらしい歌集選考会」のお知らせ

          『踊れ始祖鳥』6月下旬刊行

          小社主催の短歌作品公募企画「第2回 ナナロク社 あたらしい歌集選考会」より、歌人の木下龍也さんが選出した、くろだたけしさんの第1歌集を刊行いたしました。 第2回の選考結果発表はこちらの記事をご覧ください。 ◎書籍概要 『踊れ始祖鳥』 著者:くろだたけし 画 :和田ラヂヲ 装丁:名久井直子 仕様:B6変形 並製 136頁 定価:1870円(税込) ISBN:978-4-86732-020-4 C0092 発売:2023年6月下旬 ◎プロフィール くろだたけし 1965

          『踊れ始祖鳥』6月下旬刊行

          『幸せな日々』6月下旬刊行

          小社主催の短歌作品公募企画「第2回 ナナロク社 あたらしい歌集選考会」より、歌人の岡野大嗣さんが選出した、多賀盛剛さんの第1歌集を刊行いたしました。 第2回の選考結果発表はこちらの記事をご覧ください。 https://note.com/nanarokusha/n/n168f00a3e18a ◎書籍概要 『幸せな日々』 著者名:多賀盛剛 装丁:鈴木千佳子 仕様:A5変形 上製 136頁 定価:1980円(税込) ISBN:978-4-86732-021-1 C0092 発

          『幸せな日々』6月下旬刊行

          『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』

          2022年の阪神戦を軸に、野球を愛する苦しさと幸せを短歌に詠み続けた、全313首を収録。巻末には、いち早くこの連作を見出した詩人の斉藤倫さんによる寄稿「セ界は世界に先立って」を収録しました。 ◎書籍概要『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』 著者:池松 舞(いけまつ・まい) 寄稿:斉藤倫(さいとう・りん) 仕様:B6変形 並製 180頁 装丁:名久井直子 予価:1760円(1600円+税) ISBN:978-4-86732-019-8 C009

          『野球短歌 さっきまでセ界が全滅したことを私はぜんぜん知らなかった』

          歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 2月下旬刊行

          「歌集副読本」とは歌集を味わい尽くすための助けとなる読みものです。 2つの出版社(ナナロク社と書肆侃侃房)の2022年の話題の歌集2冊の著者が、互いの歌集の魅力について、愛情こめて書き合いました。 ◎書籍概要歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 著者:上坂あゆ美、岡本真帆 (うえさかあゆみ、おかもとまほ) 仕様:B6変形、並製、160頁 装丁:寄藤文平 定価:1,320円(税込) 刊行:ナナロク社 ISBN:978-4-86732-018-

          歌集副読本『老人ホームで死ぬほどモテたい』と『水上バス浅草行き』を読む 2月下旬刊行

          アルバイトスタッフを募集します

          ナナロク社ではアルバイトスタッフを募集しています。 【応募について】と【会社について】以下に記しました。 【応募について】* 募集人数 * 1名 * 応募条件 * ・年齢、経験、またほか仕事での兼業も小社側では問いません。 ・一般的なPC業務(エクセルなど入力作業程度)のできる方を希望します。 * 待遇 * 時給 1200円(交通費全額支給) 3カ月の試用期間あり。試用期間中も時給は同じです。 * 仕事の概要 * 書籍の受注確認と梱包と発送が業務の中心です。その他、書

          アルバイトスタッフを募集します

          野村日魚子 第1歌集 10月下旬刊行

          ◎書籍概要歌集『百年後 嵐のように恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た』 著者:野村日魚子 定価:1,870円(税込) 判型:B6変形 仮フランス装 184頁 装丁・画:鈴木千佳子 ISBN:978-4-86732-015-0 C0092 ◎プロフィール野村日魚子 のむら・かなこ 一九九三年生まれ。二〇一六年、短歌をはじめる。本書が第一歌集です。 ◎「刊行時期」「全国のお取り扱い店」いつから、どのお店で手に入るのかを以下に記しまし

          野村日魚子 第1歌集 10月下旬刊行