フランス語検定に申し込みました


フランス語検定の試験中止を嘆いた記事から約五カ月、ようやく戻ってくることができました。

そうです、

11月開催の秋季試験に申し込みました。

デカルト『方法序説』の通読という最終目標にむけて、まずはここを合格したいです。



ところで、「フランス語検定4級」って、どんなものなのでしょうか。
大雑把に言うならば「英検4級に相当」でよいのですが、公式ウェブサイトからの引用も交えて少し説明してみます。

4級 日常のフランス語

程度:基礎的な日常的フランス語を理解し、読み、聞き、書くことができる。

試験内容:
・読む……基礎的な単文の構成と文意の理解。基礎的な対話の理解。
・聞く……基礎的な文の聞き分け、日常使われる基礎的応答表現の理解、数の聞き取り。
・文法知識……基礎的な日常表現の単文を構成するのに必要な文法的知識。動詞としては、直説法(現在、近接未来、近接過去、複合過去、半過去、単純未来、代名動詞)、命令法等。

語彙:920語


試験形式:
1次試験のみ(100点)
・筆記……問題数8問、配点66点。試験時間45分。マークシート方式。
・聞き取り……問題数4問、配点34点。試験時間15分。マークシート方式、一部数字記入。

(公益財団法人フランス語教育振興協会のウェブサイト「試験内容・試験形式」から一部引用。太字強調は筆者)

おそらく英検4級と最も異なるのは、太字で強調した数々の時制でしょう。
「日常のフランス語」を標榜する4級で二つの未来時制三つの過去時制が出てくるあたり、侮れません。
あと、920語というのはたしかに少ないのでしょうが、哲学科出身の私としては意外な障壁となります。大学時代にフランス語の文章を読んでいたとはいえ、出てくる単語はraison(理性)とかbon-sens(良識)とか"je pense, donc je suis."(われ思う、ゆえにわれ在り)とかでしたので(日常生活に出てきそうな単語が少なかったと思います)。


簡単な試験、とは思いません。
これから二ヵ月弱、着実に勉強を積み重ねます。