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【詩】春の日差しに透けて


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真っ青な空から

真っ直ぐにベランダに降り注ぐお日様の光。

ふと、その光に透かしてみた。

布越しに、太陽の形がくっきり見える。

お日様の光も透けて私の顔まで届いてくるかのようだ。

「そうか…」

私は一言、呟いた。

もう、そんなに長い年月が経ってしまっていたのか。

何年着たっけ、このクタクタのヒートテック。

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というわけで、詩っていうか、
ヒートテック長年着すぎると保温効果なくなるはずなのに、
気にせず透け透けになるまで着倒していたことに
気がつきましたよ、ってお話でした。

でも、その透け感のある着心地が程よくて、どうにも捨てがたい…。

春の陽気が気持ち良すぎるこんな日は、
とても気分が憂鬱になるナナオキでした。


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