ナナオキ
時折投稿する、写真日記的な記事をまとめました
ファンタジー小説「オボステルラ」 第五章 巨きなものの声 話の一覧です。
個人的に一覧ですぐ見られる状態にしたいという目的で、 挿絵だけの一覧ページをつくりました。 改めて並べてみると、リカルドさんの髪の長さが毎回違う…。 多少の成長の跡は見られる気がします。 生暖かくご覧くださいませ。
ファンタジー小説「オボステルラ」第四章「狼煙の先に」です。
ファンタジー小説「オボステルラ」第三章「消えた少年」です。
ファンタジー小説連載「オボステルラ」目次です。 オボステルラ第一章「鳥が来た」■1話「北の村のゴナン」 ■2話「旅人リカルド」 ■3話「”お屋敷”へ」 ■4話「リカルドの作戦」 ■5話「彼方星の下で」 ■6話「掘り起こす」 ■7〜9話「少しの棘」 7 8 9 ■10〜12話「そして」 10 11 12 ■13〜15話「鳥が来て」 13 14 15 ■16〜19話「ゴナンの人生」 16 17 18 19
こんにちは!ナナオキです。 空想紀行小説「オボステルラ」第五章、鋭意更新中です。 ぜひご一読くださいませ! 小説本編では、 「パワースポットは好きだけどパワースポットのパワーは信じない」というややこしい私の嗜好がまんま反映された最新話になっています、笑。 さて、まだ新しいカメラにはしゃいでいます。 オールドレンズ(とアダプター)に散財しては、仕事の合間にレンズで遊ぶという素敵な働き方改革を行っているわけですが(笑)、 先日、かわいいビンテージレンズを買っちゃいました!
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 6話「巨大樹の街」(4) 巨大樹は、観光街の中心部から少し離れた場所にあるらしい。観光客向けの案内看板が随所に出ていたため迷わずに行けた。何より、あの巨大な樹を見失うことはありえない。近づくほどに異様さを増す巨きな姿に圧倒されながらも樹の麓近くへとやってきたが、柵で入れないように仕切られていることに気付く。 「……見学のための入場、1200アスト…?」 案内看板を見て、また呆然とす
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 6話「巨大樹の街」(3) ……が…。飲み屋街も撃沈であった。 やはり18歳と言い張るには無理があり、そして剣やら弓やら毛皮やらを身につけたみすぼらしい様子の少年が仕事を求めて彷徨う様は、この観光の街ではとても悪目立ちした。人手を欲しがっている店はわりとあったが、どのお店も厄介ごとになるのを厭ってゴナンを門前払いにした。10軒以上回って、心が折れるゴナン。 (……何もうまくいかない…
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 6話「巨大樹の街」(2) 出発から3日経った午前。 「ゴナンくん、ほら、見なよ、樹が見えてきたよ!」 御者席からイライザがゴナンに声を掛けた。荷台でウトウトとしていたゴナンははっと目を覚まし、のぞき窓から前方を見る。そこには、まだはるか遠くにあるはずなのに、空高くそびえ立つ大きな樹。麓の街はまだ、見えない。 「……えっ、こんなに、大きいんだ…!」 「近くに行くと、もう、見上げて
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 6話「巨大樹の街」(1) 長い時を過ごした泉の住み処に別れを告げ(相当に愛着が湧いていた場所なので、かなり後ろ髪をひかれつつ)、出発したゴナン。馬車に乗った途端、一行は緩やかな下り道を下り始める。ゴナンは初めて、自分がどこかの山の頂上付近に滞在していたのだということを知った。 イライザの行商隊は、荷馬車2台で移動していた。片方には商品がギッシリと詰め込まれ、もう片方には貴重品とメン
仕事で山の方に行ったので、帰りに紅葉の名所に寄り道したけど、紅葉がまばらでなかなか……でした。張り切ってカメラ持ち出したのに…。月曜なのに見物客も多かったけど、皆ちょっとガッカリした表情でした。
【空想紀行小説オボステルラ】というわけで、ようやくゴナン動きます(笑)。一方その頃、ディルさんに無理を押し切ったミリアさんが、何やら張り切っており、ディルさんは困っていますが、詳細はお待ちください。更新早くてすみません。明日からはまた、忙しくなるので通常ペースになると思います。
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 5話「訪問者」(9) 「…巨大樹…、エルダーリンド……?」 ゴナンはそう、繰り返す。 「ええ、そうよ。有名な観光地だものね。流石に行ったことはあったかな?」 「エ…、エルダーリンドは……、ここから近い…、んですか? ていうか、ここは、ア王国内ですか…?」 「……?」 急にゴナンが大きな声で質問し、驚いた様子のイライザ。ゴナンはバタバタと小屋から遺跡の資料の束を持ち出し、地図
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 5話「訪問者」(8) それからの数日、ゴナンはなるべく多く獲物を獲ることに専念した。ほとんどを保存食への加工に回す。そういえば野草も減ってきたし、あんなに採れていたコブルの実ももう、1個もなっていない。ほんの短期間で景色の色が様変わりしたことに驚くゴナン。自然相手に人間はあがらえない、そんなことを肌身で感じていた。 日中はまだいつもの装いで過ごせるが、夜の冷え込みは日々、厳しくなって
小説はこちらから! 第五章 まとめマガジン 第五章「巨きなものの声」挿絵集 3話(1)
「空想紀行小説」の雰囲気に合わせて、地味にフォントも変えてみました♪ カタカナのオボステルラはそのままだけど、下のアルファベット表記も次回から変えよう。ちなみにカタカナは「国鉄っぽいフォント」というフォントです。
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 5話「訪問者」(7) その翌日には、ゴナンの熱はすっかり下がっていた。ルチカからもらった薬のおかげだろう。 (あと、多分、熱が出たのは、いつもの『街の空気』のやつじゃなくて、体を冷やしちゃったせいだったのかもな……) ゴナンは自分の体調についてそう分析して、しかし節の痛みが残る膝をさする。巨大鳥と少女が訪問し、ルチカが訪問し、と事態は大きく動いたかのように思えたが、結局、ゴナンを取
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 5話「訪問者」(6) ルチカが『借りて』いた遺跡の書類をパラパラとめくりながら、ゴナンは尋ねた。 「…ルチカは、壁画の遺跡を見てどう思った? ウキの近くにも1ヵ所、あっただろ?」 ゴナンは尋ねる。熱が出ていて辛いが、話している方が気が紛れる。ルチカはその質問に、しかし少し冷めた表情になった。 「…ああ、遺跡の入口までは行ったけどね。中には入ってない」 「…えっ? でも、遺跡の入
<< 前話 ||話一覧|| 次話 >> 第五章の登場人物 第五章の地名・用語 5話「訪問者」(5) 「ゴナン、なんで、ここにいるの?」 「……」 ルチカのその問いに、ゴナンは気まずそうに口を閉じる。 「…ご存じの通り、私、空飛んで移動できるんだけど。それも、そこそこのスピードでね。ゴナン、ウキにいたよね? 祭の日もいたよね? なんか踊ってたよね? 楽しそうに。それで、私より先にこの場所に来て、そして結構長くいるって、どういうこと? どんなに速い馬でも難しい
空想紀行小説「オボステルラ」、PVが超過疎だった「カクヨム」様にて、ここ最近、PVがすごく微増している……!(すごく微増、という謎ニュアンス、笑)。数字の動きを見るに、1話を読んだ後、続きでずっと読み進めてくれている方が何人もいる雰囲気。もう300話超してんのに、ありがたや…