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6/29情報追記。畑のなかの植物の相性の観方は。不要物質の流亡(リーチング)、排泄(エクデュース)。栽培後に出る「不要物質」を相互に利用し合える関係探し。科学抜きの方法で知る指標、手がかりはどこだろう…。

「畑(耕地)の最終植生(極相/クライマックス)」などと科学オンチ(=わたし。)が騒いでいます。

(情報追記しました。こめぬかで発生する拮抗菌など。)


極相にはさまざまな条件があるのですが、その条件ひとつひとつを、科学的な解明抜きにして、泥臭く眺めていこうということをやっています。
わたしは自然栽培ファンですが、科学嫌いとか、科学不信などではありません。ただただ科学がわからず、逆走するタイプなだけです。

極相のひとつ連作栽培」の成り立ち。
育てた植物(野菜 果菜類)の不要物質の流亡(リーチング)、排泄(エクデュース)を、微生物が分解、そしてまた同じ植物(野菜 果菜類)に還元される流れ。

木嶋利男先生は、地上部(シュート系)と地下部(根系)は同じ場所で分解させたほうがいいと教えています。(シュート系には根系を分解する微生物が、根系にはシュート系を分解する微生物がいるから、とのこと。)


例えばトマトの連作なら、トマトの収穫物以外を分解する微生物が土壌にいて、微生物が分解した成分をトマトが次に育つ養分として還元するという理解です。(わたしの用語づかいが間違っている可能性もありますが。)

「極相」のひとつ。一定種(栽培に悪影響しない)の雑草しか出ない状態になる成り立ち。
未分解の不要物質をお互いに交換できる(相互で利用し合える)関係性があるとのことで、どの植物とどの植物がその状態なのか、把握せねばなりません。例えば、キャベツとハコベ、コマツナとハコベ、コマツナとシロザなどはそのようです。

あと、極相状態の土を作っていく方法のひとつ、「カバープランツ」としてシロザが農園の土に馴染んできた感があるので、この「次」の形態を眺めたいと思います。

👆シロザ。
ほかの場所では、ここまで大きくしていません。

極相を構成する(?)ひとつ、コンパニオンプランツ(共栄植物)の相性の基本は「根の形状」ですが、野菜の根、みたままの「かたち」で相性を知る本はあります。でも雑草がわからない。雑草の定根、不定根などの個性がぜんぜんわかっていません。そういうのを地上部だけで知ろうと試みていましたが

まったく歯が立たず。(とはいえ、まだ諦めてもいない。。)

あと、根の形状だけでは、流亡や排泄の仕組み(出たものがどのように作用するのか)、何がどのように作用しているのかはわかりません。



農園にはまだ出ていない青枯病(細菌の土壌病害)ですが、二次根の発生時にできる破壊孔の傷口からも侵入するので、二次根の発生について、あれこれと安易にいろいろ想像したことがあります。

そのことを思い出してふと、一年生の植物は一次根系、多年生の植物は二次根系……(この括り方もとても安易で乱暴かも。)と考えていたら、「不要物質」については、根の種類によって一緒にそれぞれを栽培してみたら、相性を見つけやすいのかもとあらたなフックを見つけた感じがしました。

わたしが用がありそうな、貯蔵根、支柱根、付着根、根性巻きひげ、吸水根、根針、牽引根?

👆根針系。

写真がないとわかりづらいので後日集めてみます。

支柱根×ほかの種類の根、すべて
付着根×ほかの種類の根、すべて……など。

すでに在るものを眺める限界のようなものを最近知りましたので、じぶんで条件を一律にして育ててみたらよいのか💡と。

「自然栽培系」が理想、好みの方で、「極相」に興味がある方はぜひそれぞれやってみると楽しい結果が何か観られるのかもしれません。(まだ未知数ですが。)