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1on1って難しい。

こんにちは、みーやです🐈
今日はマネージャーになって、実は一番難しいなぁ。と思っている1on1について書きたいと思います。
株式会社ウエディングパーク(以下:WP)では、マネージャーが担当メンバーと1on1を実施することになっており、実施のスタイルや頻度はマネージャーに一任されています。
私もマネージャーになって早速取り組んだのですが、試行錯誤の連続なので想いの記録を残していきます。

最初は自分の1on1に違和感しかなかった

マネージャーになって数ヶ月、1on1を自分の知っている限りで実施してみて感じたのは、1on1ってどうやればいいんだろう?ということでした。自分もメンバーだった頃、当時のマネージャーに1on1を実施してもらっていた側でしたが、1on1をしてもらうのとするのでは感じ方がまるで違ったので手応えを感じられず、迷いが生まれたのを覚えています。
今振り返ってみると1on1の手応えがなんなのかも考えられていなかったので、毎回の1on1を終えるたびにこのままでいいのか・・?と悩んでいた気がします。
周りのエンジニアマネージャーに相談してみたこともありますが、担当業務も担当メンバーも違うので、聞いただけで参考にするのも難しい状況でした。

ヤフーの1on1を読む

そんな時に1on1で悩んでいるなら読んでみては?と紹介されたのがヤフーの1on1の本でした。

特に印象に残った部分をまとめると、以下の4つです。

・1on1は部下のための時間であり、上司のために実施するものではない
・部下にいい気づきをさせるために上司はいい問いかけをする
・決めつけることはせず、基本は傾聴に努める
・成長を促すために経験学習サイクルを回す

この本を読んだのは私がマネージャーになってから半年がたった頃でした。ひとしきり半年かけていろいろと1on1のスタイルを変えてみた後だったので、この本を読んで1on1が部下のためのものであり、上司のための時間ではないという部分が特に心にくるものがありました。自分目線でしか1on1を捉えていなかったと反省しました。
また、いい問いかけをするという点においても反省すべき行動に心当たりがありました。私は1on1以外の場面でも、人に話す余地を与えない話し方をするところがあります。自分の中にある、ある意味私にとっては正解の方向に話を持っていこうとしてしまうのです。その過程で人の話を遮るシーンも多いので、この本を読みながら深呼吸を何回かしたくらいです。笑(全然ダメじゃーんって感じでした。)

ヤフーの1on1を読んでみて

本を読んだ後から早速1on1の進め方を変えていくのですが、もちろんその後も思うようにいきません。本を読んで得た知識をそのまま実施するという荒技に出たので、私自身がうまく1on1での会話を進められなくなり、本末転倒でした。
「いい質問をしなくては!」
「とにかく聞かないと!」
「自分の経験の話をしてはいけない・・!」
と考えすぎてしまい、会話のテンポが明らかに下がってしまったというのが原因でした。どこかマネージャーになったというプレッシャーから物事をうまく進めなくてはならないという思考になり、周りに頼って一緒に進めるということができなくなっていたこともこの状態をよくない方向に加速させたなと思っています。

これからの1on1

ここまで1on1に関する試行錯誤を続けてきて、1on1でいい気づきをしてもらいたい、メンバーにもっと成長してもらいたいという気持ちは持ちつつも、1on1自体をうまくやろうとするよりも、一人一人と関係を深めながら一番寄り添う存在になることに集中しようと思うようになりました。
世の中にはマネージメントにおける様々な手法やツールがあると思いますが、メンバー一人一人に合う合わないがありますし、私含めそれを使う側の人が混乱するのは本末転倒だなと。私は私らしくやろう。メンバーにも素直に向き合い、一緒に1on1という時間をつくって行けたらそれが一番だなと思っています。本音の対話なくして一枚岩なし!

みーや🐈

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