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チェーンメール、回せ回せ

最近では、チェーンメールの存在を知らない世代もいるのでは?

ウィキペディアによると、チェーンメールとは、受信者に対して他者への転送を促す手紙(メール)特に巧妙な文面を用いて受信者に不特定多数への転送を促す手紙(メール)のこと。かつて「不幸の手紙」や「幸福の手紙」と呼ばれたものが典型的な例である。チェーンレター、チェンメとも。掲示板などにもそういった「チェーン書き込み」「チェーンカキコ」と呼ばれるものが存在する…とあります。

2000年代のガラケー全盛期には、今では信じられないくらい頻繁に飛び交っていました。

ウィキペディアの解説にもあるように、昭和の時代に流行った不幸の手紙と、基本的なルールは同じなのですが、チェーンメールを回さなかった時の罰がより具体的になっている、怖い画像等が添付されて送られてくるといった進化ポイントがありました。
ウィキペディアに掲載されていた具体例がこちらです。

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11月22日(土)に兵庫県姫路市港区住吉台(実在しない地名。後述。)で橘あゆみという19歳の女性が複数の男にレイプされ、下腹部をメッタ刺しにされて殺されました。

それは私の親友です。彼女は妊娠3カ月でした。[中略]怪しいやつはみんな殺す計画をたてたのです。このメールを見たら必ず24時間以内に9人に回して下さい。

パソコン・携帯・ピッチそれぞれの位置情報からメールをとめたやつの居場所をつきとめ怪しいと判断した場合、殺す!探偵事務所の最新型のパソコンによりメールを回したことを確認できるようになっています。

怖くて思わず転送したくなる内容がほとんど

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こんな内容が世に出回り、ターゲットであった携帯を持ちだした中高生を中心に、どんどん回っていく…といった具合でした。

なかには、チェーンメールを送られたことで『なんで友達にこんなメール送るの』と、友情にヒビが入ったなんて話もあり、ある意味不幸の手紙的な効果はあったのかもしれません。

今となっては懐かしい出来事ですが、今そんなことをしたら法律に抵触する恐れもありますのでご注意ください。


2000年代に流行した『チェーンメール』


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