球持ちとしなりに関する考察(2)

前回の記事はこちら

今回は、ラケットのしなりについて考えてみたいと思います。


しなりとは鞭をイメージしてもらえるとわかりやすいです。

先端がグニャって曲がる感じがしなりです。


卓球のラケットは木材でできていて、特殊素材のも中に入っていたりすると結構硬いんですが、意外にしなります。先端がグニャって曲がります。(感覚の話です)


しなるラケットとしならないラケットを比べると、しなるラケットの場合は、ボールに当たった後のラケットのしなりによって、ボールがラケットに接する時間が長くなります、それが結果として球持ちをよくします。


しなるラケットは、自分から打ちにいくときには球持ちが良くなるので回転を打ちやすいですが、その分、相手の強いボールが来たときには、ラケットが勝手にしなるので、押されやすく、相手のボールに対して打ち負ける可能性があります。


しなるラケットというのは、回転をかけやすくする反面、ボールに押されやすいという特徴を持っています。


ただし、しなりという指標はその人の打ち方とスイングスピードに大きく依存するので、ラケット選びの機銃にするのは難しいと思います。


ここでは、球持ちの一つの要素としてしなりというものがあるということを知ってもらえればと思います。



次の記事では、球持ちのひとつの指標である、つかむという用語について考察していきたいと思います。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

※一個人の私見です

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