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球持ちとしなりに関する考察(3)

前回の記事はこちら 今回は、つかむ、という感覚について考えていこうと思います。 ボールをつかむという表現は、インナー系ラケットでよく使われる表現ですね。インナーフォースから聞くようになった表現な気がします。 つかんで飛ばす。野球でいうなら相手のボールをグローブで捕球して、そのままグローブで投げる。そんなイメージでしょうか? ここで考えてみてもらえばわかると思いますが、グローブで投げたところでそこまで早いボールは出ないと思います。その理由はなぜかというと、グローブがボー

    • 球持ちとしなりに関する考察(2)

      前回の記事はこちら 今回は、ラケットのしなりについて考えてみたいと思います。 しなりとは鞭をイメージしてもらえるとわかりやすいです。 先端がグニャって曲がる感じがしなりです。 卓球のラケットは木材でできていて、特殊素材のも中に入っていたりすると結構硬いんですが、意外にしなります。先端がグニャって曲がります。(感覚の話です) しなるラケットとしならないラケットを比べると、しなるラケットの場合は、ボールに当たった後のラケットのしなりによって、ボールがラケットに接する時間

      • 球持ちとしなりに関する考察(1)

        卓球ラケットを選ぶ時に気にすることって何でしょうか? 飛び具合?球持ちの良さ?しなり?打感?重量? いろいろ要素がありますよね。ラケット選びって楽しい反面、自分に合わないラケットだったらどうしようって思うと思います。 とりあえず買ってみて試せたらいいですけど、ラケットが高い笑 そんな気軽に試せるものじゃないですよね。 そこで今回はラケットを選ぶときによく出てくる球持ちの良さについて考えてみたいと思います。 読んで字のごとく、球持ちとはラケットにボールが当たったとき

      球持ちとしなりに関する考察(3)

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      • 卓球の用具選び
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