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旅と言葉。

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旅を通して生まれた物語、エッセイたち。
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#旅日記

四国でみつけた "好き" の瞬間、80個

旅にでる前のわたしは、いったい何に、あれほど悩んでいたんだっけ……? 旅を終えたとき、自…

彼の思い出の地を巡ったら、生まれた場所を少し愛せた。〜茨城・3泊4日の旅〜

彼の「思い出の地」を案内してもらうというのが目的の、3泊4日の旅をした。 行き先は、わたし…

はじめての沖縄7日間の記録 〜旅を重ねると、自分の"好き"に確信が持てる。〜

毎年、季節が変わるごとに旅をしているのに、沖縄にはずっと訪れたことがなかった。 「いつか…

蒼の街からの贈り物

北浜alleyを歩いていたら、 あの人が、とても好きそうなものを見つけた。 淡い蒼色で瀬戸内…

優しさ沁みる、ポルトのタコご飯【ポルトガル紀行③】

ポルトに到着してから、3日目の朝。 それまで朝昼晩と現地のご飯を食べ続けていたせいか、あ…

ポルトでたっぷり、モツごはん【ポルトガル紀行②】

ポルトの人たちは「トリペイロ」と言って、トリッパ(モツ)をたくさん食べるのだと聞いていた…

リスボン、裏路地の食堂で出会ったサルディーニャ【ポルトガル紀行①】

「リスボンに行ったら、地元の食堂でサルディーニャが食べたい」 そう言って向かったのは、観光客向けのお店が立ち並ぶ、繁華街の大通りを一本入った裏路地にある、小さな食堂。 中には赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが引かれた白く四角いテーブルが並んでいて、等間隔で、こちらを向いて黙々と食事をしている地元のおじさんたちがいた。 それを見て「ここはきっと、いいお店だ。」 二人でそう言い合って、中に入ってみる。 「ボンジーア!」 元気よく明るい笑顔で話しかけてくる女性に促