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Notefolio #16 | ヘッドホン(HD598)無線化

世はまさにワイヤレス時代。

配線を無くすというのはつまり、自由を手に入れるということだと思う。
そして音楽を聴くという行為は、限りなく自由でありたい。

たまに部屋で爆音のヘッドホン被って奇っ怪な踊りを繰り広げている事は妻には内緒ということでひとつ。

というわけで、今まで有線で使っていたヘッドホンを無線化しよう企画(?)でございます。
実際に僕が無線化を行ったのはゼンハイザーのHD598(一部でプリンホンと言われている機種。カラーリングがプリンみたいだから。おいしそう。)で行いましたが、改造の方法としては他の機種でもできそうなので、そのように紹介したいと思います。

さあ、自由を手に入れに行くのだ。

無線化のレシピ

基本的に、難易度の高そうなDIY要素はありません。
小型のワイヤレスレシーバーを短いケーブルでヘッドホンに接続し、そのままレシーバーをヘッドホンのどこかに取り付けるといった方法です。

今回僕が使用したヘッドホン、各パーツはこちらです。

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レシーバーは、Fiio μBTOです。
比較的安価で、小型で、apt-Xコーデックが使えるのが魅力的です。

μBTRのようにレシーバーにクリップがついているものであれば、そのままヘッドホンのヘッドバンドに取り付けられます。
(クリップとヘッドバンドの形状によりますが。)

ケーブルはストレートの10cmなど短いものでもよいですが、今回はカールしたものを使用しました。
(本来は、一眼カメラとマイクを接続するタイプのケーブルですが、長さがちょうどよかったので。あとカールかわいい。)

材料が揃ったら、それらを接続して完成です。
あとは、音楽を聴いて踊りましょう。

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ゼンハイザーHD598の場合

この部分は需要があるか分かりませんが、HD598の場合少し特殊な部分があるので、それ合わせた補足です。
(なので読み飛ばしてください。)

(確認はしていませんが、HD599やHD559など同系統のモデルも似たような構造かもしれません。)

HD598のケーブル接続口は、最も一般的なφ3.5mmのステレオミニではなく、φ2.5mmのミニミニとなっています。(φ3.5mmよりも一回り小さな規格)
そこで、φ2.5mm -> φ3.5mmに変換するアダプターをかませます。

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そのままだともともとのφ2.5mmの接続時のロック機構が邪魔をするので、ヘッドホンを分解してロック機構を取り除きます。
特に部品の加工などはせずに、ネジを外し該当の部品を外すだけです。
外し終えたら、ヘッドホンを元に戻しアダプターを挿入し、その上からステレオミニのケーブルを接続します。
後は、レシーバーを接続し、ヘッドバンドにクリップで留めるだけです。

おまけ(コーデックについて)

最後にコーデックについてちょっとおまけです。
つまりいいコーデックの方が、いい音するよ。というお話です。

正直僕は今までコーデックはあまり気にしていませんでした。
(スマホはiPhone、パコソンはMacのため、ほぼAACしか選択肢がなかった事もありますが、、)

今回、レシーバーを選ぶにあたってコーデックについて調べると、なんとMacでapt-Xが使えるではありませんか!
(Xcodeのオプションみたいなものを入れる必要がありますが。詳しくは、「Mac apt-X」などで検索してみてください。)

普段使っているヘッドホン(HD598とBeoplay H9)で聴き比べしてみると、AACとapt-Xでは音質が結構違うことが分かりました。
がんばってちょっといいヘッドホン使ってるのに今までもったいないことをしていました。。。
明らかに音の解像度や音場の広がりが違うのでした。
楽器の音のディテールがちゃんと良いとやっぱり気持ちいいものです。うひょーい!



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