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第2回:遠隔から解錠できるリモート家事代行サービスに挑戦!〜振り返り〜

2017年の一戸建てへの引っ越しをきっかけに"IoTおうちハック"に取り組んできた筆者。 あれから5年が経過し2022年になった今、あのときのおうちハックを振り返ってみる企画(全11回)です。

今回は第2回で、振り返るのはこちらの記事(2017年12月15日に「カデーニャ」で公開、その後「家電Watch」へ移管)。ぜひご覧ください♪

記事概要

第1回でもご紹介したスマートロックを使い、自宅にいないときに家事代行や、ペットのお世話を依頼することができます。

リモート家事代行を利用しはじめてから現在まで

コロナ禍で長期外出の機会が減ってしまったため、利用頻度は少なくなりましたが、不在時にスマートロックを使い、家の鍵を物理的に渡すことなく家事代行やペットシッターを依頼できる仕組みはとても便利なのです。

スマートロック Qrio Lock

前回の記事でお伝えした通り、現在でも使っています。

リモート家事代行

Qrio Lockでのリモート解錠に対応する家事代行サービス「dリビング」は2019年5月に終了してしまったのですが、わたしはペットシッターや家事代行を利用する際、外出先から解錠・施錠しないといけないときは、スマートロックを使うことを事前にお伝えするようにしています。「リモート家事代行」「リモートペットシッター」などとサービス名として銘打っていない会社さんでも、事前にお伝えしておくと対応してくれるところが多いと思います。

特にペットシッターに関しては(在宅時にも依頼できる家事代行と違って)自身が不在時にのみ依頼するサービスであるため、これまでは、自宅の鍵を預けシッターさんに解錠・施錠していただくしかありませんでした。信頼できる会社の信頼できるシッターさんに依頼するとはいえ、他人に自宅の鍵を預けると、鍵を複製されてしまうリスクをゼロにできません。鍵を渡すことへの不安から、ペットシッターを依頼することを躊躇う方も多いのではないでしょうか。
わたしの場合は、鍵を渡さずにリモートで解錠施錠できるスマートロックがあるからこそ、不在時にペットシッターさんへ猫のお世話を依頼できています

スマートロックを設置し鍵を渡さない、という工夫以外にも、少し面倒なのですが、以下の対策をしています。

・(そもそも)貴重品はできるだけ家に置いて行かない
・セキュリティカメラを複数部屋に設置し監視する
・開けられたくない部屋は鍵を閉める(鍵がない場合は「セキュリティシール」で守る)

ペットシッターの会社によっては、シッティング中、シッターの行動が分かるカメラを首元に取り付け、入室~退室までの一連を記録してくれるサービスがあったりしますが、基本は人まかせにせず、複数の対策を打っておくことが重要だと思います。

世界で広がるリモート置き配

留守中に家の中に入ってもらいサービスをする「家事代行」「ペットシッター」まではいかなくても、留守中に荷物を家や自家用車に置いてくれるリモート置き配サービスは世界中で広がっています。

米国では大手ECのAmazonが先駆者で、Amazon Keyを使うと、不在時でも郵送物を「家の中」あるいは「車の中」で受け取ることができます。セキュリティカメラもセットに含まれます。

中国でも、中国大手ECである京東商城(JD.com、ジンドン)と中国版テスラと呼ばれる蔚来汽車(NIO、ニオ)が共同で「車のトランクに届ける」配送モデルを中国全土で始めています。

日本では、(治安が良く盗難のリスクが低いからか…)戸建てでは家の外に置いてしまう置き配が主流で、「家の中」に届けるサービスはまだないようですが、2022年2月に国内で初めて、KDDIとヤマト運輸が、スマホを車の鍵にするデジタルキーを活用した「車内置き配」の実証実験を開始しました。

リモート家事代行・リモートペットシッターを今後も使いたいか

こちらも完全にYesです。

今後も旅行中にペットシッターを依頼する際は、スマートロックを使い、「鍵の受け渡しなし」としたいと思います。

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