ネイルサロンで働くまでに身につけたい10の事 ②
親近感の湧く、コンサルティング能力
ネイルサロンは、人と人の仕事。
早く言えば、技術以前に、接客の仕事である事を忘れたらいけない。
人は自分の半径1メートル以内に入って来た人に対して警戒心が生まれます。
ネイリストは、必ず1メートル以内に入る仕事。
警戒心を解く事が 最大の鍵になります。
経験のない新人スタッフがどうやってお客様の心を掴むのか、うちのサロンで提案しているテクニックを伝えます。
① お名前をお呼びする
挨拶と笑顔は、お客様より早く。全ページでも書きましたが、入りは挨拶です。
「いらっしゃいませ!」
の後に、お名前をお呼びしましょう。
「〇〇様 いらっしゃいませ!お待ちしていました!」→ キメ笑顔(マスク外す)
予約時に確認していたお名前で、ハキハキ明るくご来店頂いた喜びを 全身でお伝えしましょう。
更に、当たり障りのない 天気の話などを付け加えるといいでしょう。
「今日は寒いですねー」など。
あなたの印象は、7秒で決まります。
この入り口が 命。
② カウンセリングシートを使う
事前に準備しておいたカウンセリングシートでは、年齢や好みを知り、より満足頂けるサービスを提供しやすくするために、お客様の情報を聞き出します。
その際に私の場合は、名前に使われている漢字が珍しかったりしたら、すぐに使います。
例えば、 田中 美麗 様 という方
私「見た目に合った、美しいお名前ですね〜」
誕生日や、ご職業、好きな色や、デザイン
何でも良いので、ひとつ話題として 会話の中に取り込みましょう。
その際、お客様を詮索し過ぎた内容はNGです。
話題をわざと作り、カウンセリングシートの項目を1つずつ 読み上げながら確認していきます。その時、早口にならないように。
目的は、お客様の警戒心を解きながら、お客様に合ったネイルデザインになるための情報を得る。 です。
業務的な対応は、逆に悪印象になるので気をつけましょう。
マスクで顔が隠れたままだと、お客様は不安です。マスクは外しましょう。
カウンセリングは、大切なコミュニケーションツールです。
時間をかけて丁寧にやる事で、後に信頼関係が出来やすくなり、お客様から ご要望を伝えてくれるようになります。
話しやすい雰囲気で行いましょう。
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