「小さい頃なんでこのお菓子あんなに好きだったんだっけ?って」
◇登場人物
主人公=高松早苗(27)
早苗の母=高松京子(58)
◇あらすじ
ダメな人を好きになった。
恋人でも友人とも違う、
私は彼の何でもないまま。
彼がある日事故に遭った。
避けそうとしたトラックの運転手が転倒して
亡くなってしまった。
彼が心配で葬儀の様子を入口まで見に行くが、
支える恋人を目にし帰ってきてしまう。
悩む私に母が言った言葉。
私は時が経ち、
『報われない方が良かった片想い』
もある事を知った。
〇高松家・リビング
高松早苗(28)は喪服姿