石原七生×三村養蜂場の、コラボレーションについて③
石原がなぜファッションとコラボレーションするのか書いていこうと思う。
の3回目。
コラボレーションがもたらしたものとは何か?ということを話す最終回。
結局のところ、新しいことを始めるにあたっての「実行力」「実現力」を試されたと思っている。
何より協力者である「三村養蜂場の」が毎日淡々と仕上げてくるのである。
コツコツと淡々とやる力は凄まじい。
完成品をずらっと見せられたときは嬉しさや興奮もあったが冷や汗をかいた。
発表の場をこちらがしっかり仕上げないと全部がうまくいかない訳だ。
展示を充実させることが最大のプレッシャーになった。
この独特の緊張感も忘れない。
(いや、いつも発表前は緊張するし責任感じてるけど、肩の荷というやつで)
この経験は大きな糧になった。
淡々とコツコツやること、それが何より驚異的なことだと改めて知った。
諸経費諸々、手間隙をかけて作る、人と人を繋ぐ・協力を仰ぐ、発表する、売る…
結構真剣勝負のコラボレーションだったと思う。
発表したギャラリーの協力もなければ実現もなかった。
「努力したら努力した分、やったらやっただけ返ってくる」
がコラボレーションの合言葉だった。
ギャンブルの要素が大きくてでドキドキしながら臨んだ展示だった。
結果は…
三村さんと「次はどうしようか」って話すくらいのものであった。よかった。信用も失わずにすんだな。と、いう感じ。(と思う)
(このコラボレーションの経歴も後押しになって誘ってもらえたお仕事もあったから意外で十分な収穫もあったと思う。)
撮影: si-cotography
モデル:
私の絵のモデルにもなってもらっているc嬢
なぜファッションとコラボレーションするのかといえば、「ここから得たものが大きいと思うから」というありきたりな答えかもしれない。
今年は久しぶりにまたコラボレーションの新作を作ろうと計画中。
2021年の10月になるかな。
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