スパイファミリー最新97話ネタバレ・感想 ヘンダーソンとマーサの学生時代!
久しぶりの本誌更新!
まさかのヘンダーソン先生とマーサの学生時代が描かれて歓喜しました。
前回のダンスパーティから妄想が膨らみましたが、まさか描いてくださるとは。
しかも、当時の戦況も絡めて丁寧に描いてくださってる。次回で終わるのか、続くのか。
ページ増で読み応えもあり、GWにこんなテンション上がる粋な計らいありがとうございます!
あらすじ
皇帝の学徒であるヘンリー・ヘンダーソンが17歳の時、14歳のマーサ・マリオットが奨学生として同じセシル寮へ編入。
マーサが披露したバレエを見て初めてエレガントと零し、拍手をしたのをきっかけに2人は話すように。
ヘンリーは皇帝の学徒の特権で始業前に紅茶を嗜むのが日課で、マーサは朝早くからバレエの稽古をしていて、2人で紅茶を飲むのが恒例となっていった。
2年後、冷え切った東西情勢の中で、教育こそが人格者を育て争いを止めると考え、ヘンリーは教師を志す。
ヘンリーの卒業後、19歳になったマーサは皇帝の学徒に。教育大に進み3年生であるはずのヘンリーが、なんと史学の先生として赴任。思いがけない再会を果たすのであった。
ヘンリーとマーサの恋愛事情
こういう戻れない青春時代とか私大好物なんです。キュンキュンするし切ない〜〜
ヘンダーソン先生が冒頭でマーサのことを、ただの古い友人と説明していて、本編読むと恋愛のれの字もなく、その通りなのがもう……!
前回のダンスパーティで気になったのかベッキーが聞いて、マーサが過去語りをしていました。
ヘンリーとの楽しい時間が在るのが当たり前だと思っていて、それが恋愛感情とも分からず離れ離れになってしまったって。
せ、切ない……甘酸っぱさが加速しちゃう……
一方のヘンリーも、自分の理想を追い求めることに必死で大切な人への気持ちに目を向けなかったと。
こんな情勢じゃなければ、普通に恋愛していたのかもしれないですね。うう……!
飛び級で教師として戻ってきたから、教師のヘンリーと生徒のマーサがどんな会話をするのかワクワクします。
でも戦況が悪化して、マーサはバレエをやめて軍人になったってことですよね。
バレエのために早起きしていたのが、ヘンリーと会うためにすり替わっていたのかなあ。バレエへの熱意なくしちゃったのかしら。
ちなみにマーサが皇帝の学徒になったのは、朝のティータイムの特権をもらって2人の思い出を守ろうとしたってことですよね?
青春じゃん……泣いちゃう。
その他感想
マーサのバレエをエレガントと褒めるヘンリー。
ファーストエレガントってなに??
ヘンダーソン先生って今と違って険しい顔つきというか、無表情だけど、マーサのバレエには見惚れてるんですよね。
習慣にしている紅茶も美味しいとか好きではなく、紳士のしての嗜みって意味合いが強いから、彼女に出会わなければエレガントという気持ちが芽生えなかったのでは?
実にエレガント……!(拝む)
ヘンリーに絡んだ男子生徒をのしていて、16歳の頃から強かったマーサ推せる。
ヒトも所詮動物だ、って諭すマーサの言葉、5巻25話の工作の授業でベッキーも言ってた!
じゃあ言われたヘンダーソン先生は、どこかで聞いたような気がすると、不意に学生時代のマーサを思い出していたんですか??
どんなに殴られても耐えていたヘンリー、助けに来て殴られそうになるマーサのためなら暴力を振るってしまうの、実にエレガント(拝む)
華やかな学園生活でも、紅茶の渋さや軍靴で情勢を感じてしまう描写さすがすぎる。
この表現すごく好き!
戦争に対する不安が渦巻いてるであろう日常で、ヘンリーへの気持ちの方が大きくなる。
こんな恋愛感情の表現できるのスパイファミリーくらいだよ〜〜
今後の展開は?
老夫婦も出てきて、愛国婦人会やミリーの父親の話もあって、戦争に関する描写が増えてきてるから、何か動きがありそうですね。
プロジェクトアップルも気になるし。アーニャちゃんの過去も。
戦争の過去編絡みから言えば、ロイドさんとフランキーがスパイと情報屋としてどういう風に再会して腐れ縁になったのかも気になります。
遠藤先生には休んで疲れを取ってほしいと願いつつ、スパイファミリーは知りたい話が多すぎて、一気に3話くらい更新してほしいと思ってしまう(笑)
とはいえ、まずはヘンリーとマーサの過去編!
次回更新は5/13
GW明けのお楽しみですね。
↓続き
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