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アニメ「推しの子」第12話「東京ブレイド」感想
2024年7月3日23:00〜
ついに待望の推しの子アニメ2期が放送開始!
東京ブレイド編は原作でも好きな話なのでアニメで見られるの嬉しいです。
冒頭
まさか舞台の演出で始まるとは!
東京ブレイドのストーリーと、アクアたちが演じるキャラクターが紹介されていく流れは私も席に座り舞台を観ている感覚になりました。
推しの子はアニメなのに、舞台原作のアニメ絵と実際の役者の描き分けができてるのすごいです。
モチーフになってる劇場が、IHIステージアラウンド東京、通称ステアラで、座席が360℃回転する他にはない観劇スタイルが楽しめるところ。
私も実際観に行ったことあるので、推しの子世界で開演される東京ブレイドも楽しいだろうなあ〜とワクワクします。
ですが今は閉館してしまったそうで。残念です。
オープニング
早口で歌詞が聴き取れませんでした(汗)
1期はYOASOBIのアイドルが大ヒットしたので、次はどんな曲がくるのか期待値も高かったですが、方向性をガラリと変えてきましたね。
今後のストーリーがアイの死の真相に近づくため、アクアとルビーの感情や立ち居振る舞いも変化していくので、曲調も絵も感情などの「影」の部分が表現されていると感じました。
下手に前回の曲に寄せるよりは、全く違うものに振り切った方がいいかな。
それにしても、YOASOBIのアイドルは声とアイ目線の歌詞がマッチしてて、推しの子がどういう作品なのか伝わる、まさにハマり曲。この作品のための完璧な曲だったと改めて思います。
舞台稽古と推しの子の面白さ
実力派役者である姫川登場で、かなちゃんが自分を見てという芝居をするようになった。あかねが現状負けていると指摘するアクアに、ぷちおこのあかね。
プクーの擬音語を口に出して表現するあかね可愛い〜!
すっごく癒されました。
コミックスで何巻も続いている原作を2時間の舞台に話をまとめると、目的や魅せ方も変わり、キャラクターも細かい心情をカットされてしまうのは致し方ないこと。
でもあかねは、想像で補った鞘姫と脚本の食い違いでいまいち演技に乗り切れない。
実写化で原作を改版されてしまうのは、現実でもセクシー田中さんにあったように、大きな波紋を生んでしまうもの。
東京ブレイドの脚本家は、別に原作を表面的に捉えて都合の良い部分を継ぎ合わせているわけではなく、きちんと構成を考えているんですよね。
推しの子は、様々な立場の人がどのような考えで動いているか描いてくれるので分かりやすいです。
演者にならなければ知らない、脚本家の考えとか、舞台関連の裏側を垣間見えるのは興味深いです。
吉祥寺先生のように、自分の大事な作品の今日あまを、下手な脚本と演者で台無しにされて悔しいとか。
現実だとよほどのことがなければ原作者は宣伝したり喜ぶ発信をするので、実写化に伴う事情が描かれるのは珍しいなと思います。
東京ブレイド原作者のアビ子先生が見学に来て、自分にできない演技をみんなが頑張っていることに目を輝かせるものの、脚本を直せないかと問いかけが。
直して欲しい箇所は、なんと全部。
来ました、地獄の全直し!
衝撃の1話で始まりましたね〜!
これは実際の舞台でもよくあることなのかは分かりませんが、この脚本に違和感を覚えたのはあかねだけではありませんでした。
次回以降からも舞台関連の事情が垣間見えるので、原作読んだ時なるほどなあと読み応えがありました。
アニメの演出は1期同様気合いが入ってるようなので、来週も楽しみです。
続き
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