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(5)ザンビ〜if〜

1‘

なぜこうなった…

遡ること1時間前

未央奈ちゃんが仲間に加わって半月。

俺は堀さん呼びから未央奈ちゃんと呼び。

2‘

白石さんと深川さんは下の名前が一緒なので、

深川さんを麻衣さん、白石さんを麻衣ちゃんと呼ぶことにした。

今日は食料調達の為、近くのデパートに来ていた。

そこで女性が襲われそうになっていのたので

助けたところ、どうやら未央奈ちゃんと同じで、

俺のことを知っているみたいだった。

3‘

しかもその人はみんなも知っている人

つまりは乃木坂46のメンバー。

話を聞く為、食呂調達をしたのちに

すぐに学園に戻った。

4‘

〜〜〜〜〜

5‘

未央奈「だから!〇〇くんから離れてください!!」

?「いやや!あんたこそ離れーやぁ!!」

白石「いやぁ…」

奈々未「まさか…」

6‘

一実「だね…」

深川「うん…」

「「「「なぁちゃん(七瀬)もPW(パラレルワールド)現象とは」」」」

⚪︎「そんなことより助けてください!」

7‘

楓「……」

⚪︎「楓ちゃん!?なんでそんな目で見るの?!」

七瀬「〇〇!また他の女に目移りして!」

⚪︎「き、君は俺のなんなのかな?!」

七瀬「はぁ!?何言ってるん!?」

8‘

俺は今までの経緯を西野さんに説明する。

七瀬「じゃあ…この〇〇はななの知る緋坂〇〇じゃないかもしれへんってこと?」

一実「そうなるね」

七瀬「でもまんまやけどな」

9‘

⚪︎「それはさっき説明したけど、俺の見た目は西野さんや未央奈ちゃんが知ってる緋坂〇〇かもしれないけど、中身はどこのPWのかはわからない」

七瀬「う〜ん」

⚪︎「この世界の〇〇かもしれないし、別世界の〇〇かもしれない、でも記憶がないからそれもわからない」

七瀬「ななの世界の〇〇は堀さんの世界とは違って家庭教師やなくて、小説家やったで?それでななはNOGIKAWAで働く、担当編集者やってん」

10‘

深川「なんか意外だね」

七瀬「〇〇とは3ヶ月前に結婚したばかりの新婚やで?」

⚪︎「新婚!?」

未央奈「どういうこと?!私というものがいながら!」

11‘

⚪︎「だから!俺は未央奈ちゃんの世界の〇〇かわからないですよ!」

七瀬「いいから〇〇から離れーや!!!」

未央奈「西野さんが離れればいいじゃないですか!!」

2人は〇〇の腕に抱きつきながら言い合ってる。

12’

⚪︎「楓ちゃん、助けて…」

楓「ちょ!今話しかけないでよ!」

七瀬「あなたも〇〇の女!?」

楓「ち、違うし!!」

誰か…助けて

13‘

〜〜〜〜〜

14‘

ななちゃん(七瀬)が加わってから早一ヶ月

あれから何人かの乃木坂メンバーが仲間に加わった。

メンバーが増えてきたことにより、

チャペルで寝泊まりする訳にはいかず

寮の方に生活拠点を移した。

15‘

その際に俺は校内の職員室を改造して

寝泊まりをしようと進言したが、皆に拒否された。

理由としては寮から職員室はは知っても5分かかる為、

何かあった時にすぐに駆けつけられないかららしい。

16‘

俺としては女性陣とは同じフロアなのはどうかと思うんだが…

まぁ今の現状を説明したのは理由がある。

まだ人数が増えてきたと言ってもななちゃんの後に増えたのは

この世界の寺田蘭世さん、山崎怜奈さん

17‘

吉田綾乃クリスティーさん、早川聖来さんの4人なので

ワンフロアに収まる。

だから今の所は1人に対して一部屋を設けられたのだが

ちなみに楓ちゃんに確認したところ、吉田さんは本多恭子

寺田さんは榊瀬奈として、楓ちゃんの世界で同級生だったらしい。

18’

とまぁ…今起きてる現実から逃避が済んだところで

⚪︎「なぜだ…なぜななちゃんが?」

七瀬「すぅすぅ…」

⚪︎「よし…そっと部屋を出よう…」

俺はゆっくりとななちゃんを起こさないように

ベッドから出ようとすると、再度ベッドに引き戻される。

19‘

⚪︎「うわぁ!」

七瀬「くくくっ…おはよ!」

笑いながら俺の上に跨ってる。

⚪︎「な、ななちゃん!?どっどいて!」

20‘

七瀬「えぇ〜?なんでなん?このまま子作りしようや!」

そう言って、上の服を脱ぐななちゃん。

⚪︎「ちょちょちょ!!!」

七瀬「ええや〜ん、子作りしよーや」

⚪︎「し、しません!」

21‘

赤面する〇〇。

七瀬「赤くなってかわええなぁ〜、いただきまーす💕」

“ドゴオオォォォン”

ななちゃんにキスされそうになり、

逃げれないと悟った俺は目を瞑った。

22‘

すると扉の方から本来はしない音が…

いや、してはいけない音がした。

白石「〇〇くん?何をしてるの…?」

⚪︎「こ、これは!!」

一実「あわわわ!〇〇くん!それはちょっと!」

赤面してる一実。

23‘

⚪︎「…違うよ!俺じゃない!」

七瀬「そうやね…グスッ…〇〇が…跨って服を脱げって…グスッ」

⚪︎「…〇〇く…ん?」

怖っ!麻衣ちゃんが黒い!

まさかこれがみんなが言ってた黒石さんモード!?

24‘

楓「ん?どうしたの?」

⚪︎「楓ちゃん!助けて!」

ちょうど何の騒ぎか見にきた楓ちゃんと目があい、

助けを求めるが、俺の上に上半身半脱ぎ状態のななちゃんと

俺を交互に見ると

25‘

楓「……」

⚪︎「あぁ!そんなゴミを見るような目で俺を見ないで!俺は無実だ!」

一実「〇〇くんとなぁちゃんが合意なら私は何も言わないけど///


⚪︎「合意じゃないです!俺は合意してない!」

七瀬「ひどい!これは遊びやったんやな!」

26‘

収拾がつかないこの状況に救世主が!

深川「こーら、〇〇くんのこといじめないの〜」

⚪︎「おぉ…聖母よぉ…」

涙を流しながら深川を崇める〇〇。

麻衣さんはきっと本物の聖母なんだ。

27‘

俺はみんなから逃げるように麻衣さんの後ろに隠れる。

深川「もう〜!みんながいじめるからでしょ!〇〇くん、いこう?」

⚪︎「はい!」

俺は麻衣さんに差し出された手を握りしめて食堂に向かう。

28‘

いい大人が手を繋いだまま食堂に向かうのは恥ずかしいけど、

麻衣さんとならいいかなって思ってしまう。

さすが聖母…

七瀬「〇〇のいけず〜!」

白石「まいまい、ずるい!」

29‘

To be continued

30‘

この作品はフィクションです。

実在の人物や団体などとは関係ありません。

またこの作品内の表現や行動はあくまでも、

作品内での表現・行動なので実際に行っても、

一切の責任は取りかねますのでご了承ください。

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