「異世界召喚されたら女性が主体の王国でハーレム剣聖になりました」6
1‘
一実「はっ…!」
“キンキン!”
開幕速攻で斬りかかる一実。
○「おっと…」
一実「この技を受け止めますか」
2‘
○「この技…」
一実「本当に戦いのない世界から来たのですか?」
○「確かに戦いのない世界からきたさ」
一実「強い…」
○「貴女もな」
3‘
一実「それにしてもいい刀を持ってますね」
○「貴女こそ…その刀…菊一文字だな…」
一実「よく知っていますね」
○「その刀は俺がいた世界の刀だ」
一実「そう、私が異世界人と戦い、譲り受けたもの」
4‘
○「その剣術はどこで?」
一実「私に勝てたら教えて差し上げます」
○「そうか…」
一実「いきますよ…」
一実が構えに入る。
5‘
一気に空気が変わる。
○「ははっ…なんて殺気だ…」
一実の殺気に怯える騎士や文官達…
麻衣「珍しく本気だな…」
奈々未「〇〇、殺されるんじゃないの…これ」
6‘
純奈「やば…この高山隊長を見たなんて言ったら西野隊長に羨ましがられるな」
○「ふぅ…黒石流…五ノ型『陽炎』…」
一実「やぁぁぁぁ!!」
〇〇が交差する。
一実「まいった…」
一実の手から刀が飛ばされていた。
7‘
麻衣「勝者、黒石〇〇!」
○「ふぅ…」
一実「お見事です」
○「殺されるかと思ったよ」
麻衣「サイモン文官!」
サイモン「は、はい!」
麻衣「これでも黒石準男爵の隊長就任には反対か?」
8‘
サイモン「い、いえ…」
麻衣「よし!では正式に黒石準男爵を調査隊隊長に任命する!」
○「はぁ…この王命…慎ましくお受けします」
麻衣「ふむ!では親衛隊長・高山一実!」
一実「はっ!」
9‘
女王が高山さんに命令を下そうとする…
なんか嫌な予感が…
麻衣「其方を黒石準男爵の伴侶とする!」
一実「慎ましくお受けします」
○「ちょっ…「お待ちください!」…」
10‘
サイモン文官が遮る。
サイモン「高山隊長は公爵ですぞ!?」
麻衣「それがどうした?」
サイモン「この国では公爵と婚姻出来るのは伯爵からです!」
麻衣「そうだな」
11‘
サイモン「黒石殿は準男爵です!婚姻は認められません!!」
サイモンって奴…もっと言ってやれ
麻衣「それは政略婚の場合であろう…当人同士の承諾があれば可能なはずだが?」
サイモン「それは…」
麻衣「一実よ」
12‘
一実「はい」
麻衣「其方は〇〇と婚姻するのは嫌か?」
一実「いえ、嫌ではありません、むしろ好ましいと思っております」
麻衣「だそうだ、して〇〇よ」
○「はい」
13‘
麻衣「其方は一実と婚姻するのは嫌か?」
○「……」
〇〇は奈々未を見ると奈々未は頷く。
○「嫌ではありません」
麻衣「決まったな」
サイモン「なっ…」
14‘
麻衣「ここに高山一実と黒石〇〇を夫婦と認める!」
“パチパチ!!”
一実「これかたよろしくね、旦那殿♪」
○「はぁ…よろしく」
15‘
麻衣「では調査は2日後とする!黒石隊長は調査隊のメンバーを選出するように!」
○「承知しました」
麻衣「では解散とする!」
女王が退出して、他の者もそれぞれ退出していく
16‘
ーーーーーー
17‘
ー〇〇達の部屋ー
○「どうすんだよ…」
奈々未「好きに選出すればいいのよ」
○「そうは言ってもな…」
一実「なら、騎士達に会ってみる?」
○「それが良さそうだ」
18‘
奈々未「丁度、明日は全隊の合同訓練よ」
○「なら明日にするか…」
そう言ってベッドに横になる〇〇。
奈々未達は服を脱ぎ始める。
19‘
○「なんで脱ぐんだ…」
奈々未「なんでって…ねぇ…?」
一実「私は初めてなんだ…///…優しくしてね?///」
○「ちょ…まっ…!」
この後、帰ってきた七瀬が加わったのは言うまでもない…
20‘
To be continued
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